ちょっぴりご無沙汰です
だいぶ秋めいてきましたね
暑さのせいにして
ダラダラした夏が終わりました
地味にバレエレッスンへ通い
本を少し読み
アマプラで時々時代劇を観て
食事だけはわりときっちり作り
早寝早起き
週1で義父母の運転手を勤め
たまに友人達とランチをして
たま〜に夫と飲みに出かけてます
次男が利用している短期入所施設の
担当者の方が変更となり
以前にもましてより親切に
声をかけて下さいます
数ヶ月に1度利用してきましたが
ここ最近は毎月2回
夕方から翌朝まで
親と離れて過ごす練習の場となり
大変助かっています
本人は喜んで泊まりに行きます
(小さなホテルだと思ってる?)
今日は夕方から施設へ行き
明日はそのまま外出支援で遠足
ヘルパーさんと遊覧船に乗るそう
楽しい予定が入ると
親子共々ワクワクです笑
さて読書は村山由佳さん
この連作短編集は
前回読んだ長編よりずっと好み
ただしラストの一編は
父親が回想する戦時のお話で
従軍慰安婦との関わりが描かれ
辛すぎて飛ばし読みしました
最初の「雪虫」が何せ良かった
『星々の舟』村山由佳著
ひとつの家族の物語です
血が繋がっていないと信じて
惹かれ合った連れ子同士の兄妹に
突きつけられた真実
切なさがそこかしこに滲んで
上手くいかないことは分かっていても
幸福な結末を願ってしまいました
もうひとりの妹の不倫話も
またまた切ない
陽気に屈託なく振る舞うことで
家族のバランスを取ろうとする姿は
ほんのり痛みを感じます
亡くなったお母さんは
良く出来た女性だったのかな
寡黙で頑固な父親が
どうしてそうなったのか
戦争を恨まずにはいられませんでした
連作のわりに前半と後半で
多少散らばってしまった感は
ありますが
どっぷり入り込んで読了しました