こんばんは
夏至です
実は夏至がくるとがっかりしちゃう
だってどんどん日が短くなる合図
寒くても冬至が好きです
さて、あれこれ読んでます
アイスランドが舞台のミステリー
『湿地』『緑衣の女』と続き
シリーズ3作目を読了
難しい人名にもだいぶ慣れ
殺人事件の謎に没頭しました
子供時代があって大人になる
当たり前のことですが
どう育つか、どう育てられたか
未来に繋がっているということを
考えさせられました
『 声 』
アーナルデュル・インドリダソン著
柳沢由美子訳
クリスマス目前のホテルの地下で
ドアマンだった男性の
無惨な死体が発見されます
捜査を開始したエーレンデュルは
被害者がかつて
ボーイソプラノで騒がれた
子供スターであったことを突き止めます
容疑者として宿泊者や従業員が数名
浮かびます、、、誰が犯人?
被害者であるクドロイグルの人柄や過去を
知れば知るほど
殺される理由は見つからず
捜査は困難を極めます
しかもこの事件によって
エーレンデュルは自身の過去と
向き合わざるを得なくなり
8歳で亡くなった弟のことが
頭から離れなくなります
事件が解決することより
被害者の親子、家族関係に
胸が痛くなるばかり
抑圧された子供は逃げ場が無いんです
クドロイグルの天使のような歌声を
聴きたくなりました
家族のことで悩み続けている
エーレンデュルに朗報
新しい恋人出現???
第4弾もマダムMさんが
貸してくれるそうです
ふたりでワーワー語り合えて
かなしい内容なのに楽しく読む矛盾 笑