GWいかがお過ごしですか?
5日、家族3人で
日本橋界隈から人形町辺りを
ぶらぶら散歩しました
コレド室町テラスに
北海道銘菓「白い恋人」の石屋製菓さんが
運営するカフェがあり
ちょっと覗いてみようと寄りました
午前のわりと早い時間なのに
すでに長蛇の列、、、
また今度行ってみます
新緑が眩しく気持ちの良い1日でした
さて電車内読書は
お借りした角田光代さん
サクサク読めますが
実は重いテーマのお話でした
『ひそやかなな花園』
毎年夏休みにキャンプで集まっていた
7人の子供達
何の集まりか知らず
ただ楽しい時間を過ごしますが
やがてキャンプもなくなり
みんな大人になります
ネタバレ⚠️
どうして親戚でもない
複数の家族が夏の数日集まっていたのか
親達の嘘が明らかになります
母親達はなぜ年に1回、あの場所に集い
語り合っていたのか
7人の出生に秘密がありました
全員AIDで産まれた子供
⭐︎非配偶者間人工授精(AID)は、
夫以外の第三者から提供された精子を
子宮内に注入して妊娠をはかる方法です
子供達が事実を知った時期はバラバラで
親の経済力や態度、考え方も当然違うため
「本当の父親」に対する
渇望感も全員違います
母親達の
子供が欲しかったという気持ちにすら
根底にズレがあり
世の中には本当に様々な人がいることを
思い知らされました
それでもこの世に誕生したかぎり
みんな幸せになって欲しい
幸せを感じられる人になって欲しい、と
ストレートに思いました
終わり方は悪くなかったので安堵
50歳も過ぎれば周囲には
産んだ人
産まなかった人
治療をしたけれど妊娠しなかった人
それぞれいます
ただ体外受精やAIDのような治療のことは
知る機会も聞く機会も無かったと気づき
この物語の母親達が
普段生活圏で話せない話を
年に1回集まって
気兼ねなく話したかった気持ちは
わかるような気がしました
諏訪のマタニティクリニックが
モデル?なのかなーとうっすら
昔のニュースを思い出したりして
勝手な憶測です