希望の糸/東野圭吾 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




こんにちは


箱根駅伝の予選会が終わりました
甥っ子は助っ人参加で走りませんでした
結果は15位、残念です
そのかわり長男の母校が
まさかの出場決定でビックリ!
姉とLINEであーだこーだと
やりとりしながらの楽しい観戦も
今年が最後かと思うと寂しいです
可愛い甥っ子K君は陸上を卒業し
一般企業に就職予定です
大好きな箱根駅伝を身近に感じられたのは
K君のお陰、楽しい4年間をありがとう





本の方は
加賀恭一郎シリーズを読了しました

最近までTverで配信されていたドラマ
『新参者』(2010年放送)が
とても面白くて全話観ました
刑事の加賀恭一郎役は
阿部寛さんのイメージがすっかり定着し
松宮役の溝端淳平君もお馴染みとなりました
ドラマを堪能して余韻に浸っていたら
〇〇オフで加賀シリーズ発見
最新作のようで即購入

事件の真相は
昔では到底考えられないものでした
でもその奥の人の心情は
きっといつの世でも不変


『希望の糸』東野圭吾著


小さな喫茶店の女性主人が殺されます
どこからも誰からも恨まれるような話は
一切出てこず捜査は進みません
加賀と松宮の地道な聞き込みから
ある女の子、萌奈に辿り着きます
父親と女性主人は知り合いで
しかも萌奈のテニス部の練習を彼女が
ひっそりと眺めていたことが判明します

子供を持った親の喜びや苦しみ
子供を持たなかった者の挫折や希望
さまざまな親が描かれていて
ミステリーとはいえ
考えさせられました
そして松宮の出生の秘密が
明らかになったのも驚きでした

加賀が出世していて
しかも出番が少なかったのは意外
松宮メインの物語でした