きたきた捕物帖 / 宮部みゆき | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




昨年から読みたかった一冊です

ラジオで宮部みゆきさんご本人が
ずっと描きたかったストーリーを
ようやく形に出来ましたと
爽やかにお話されていて
購入するか悩みました
なぜなら
義母が買うはずと思っていたからですw

思っていたより?時間は経ちましたが
やっぱり回ってきました、やった🙌


『きたきた捕物帖』宮部みゆき著


「あなた読んだー?面白かったわよー!」
お互いに宮部みゆきさんのファンで
特に彼女の時代物が大好きな私達

この作品も期待通りで 
あっという間に本の中に入り込みました
宮部さんの描く時代物の作品を読むたびに
その世界の住人になってみたいと思います
若い子達を描かせたら天下一品
彼らへの著者の温かく柔らかな眼差しが
目に浮かぶようで読んでいて
気持ちがほぐれます
宮部さん、すごく優しい方なんでしょう

北一が信頼をよせる
千吉親分のおかみさん、松葉さんに
シビれました!

北一は幼い頃千吉親分に拾われ
現在16歳
仕事は文庫(読本を入れる箱)売り
ある日突然親分が亡くなり
ひとりでやっていかねばならなくなります
長屋の差配人、富勘さんや
千吉親分の奥さん、松葉さんに支えられ
色々な人達と出会い
色々な出来事を乗り越えて
成長していきます

同じ歳の喜多次とのコンビで
物語は続いていくようです

読んで損なし宮部さん
充実の読書タイム♫




少し歳下のママ友さんが
なんとなんと18年ぶりのご出産
本日赤ちゃんと初めてのご対面
あまりの可愛さに涙が出そうでした
ふんわり柔らかくて
2時間くらい抱っこさせてもらいました
至福の時