すかたん / 朝井まかて | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。





時代物好きな方にはおすすめです
気楽に読めて
読後感もバッチリな作品でした
面白かったーーー!


『 すかたん 』朝井まかて著



江戸詰藩士だった夫を亡くした知里は
大阪の青物問屋へ女中奉公に出ます
仕事はお家さんと呼ばれる奥様のお世話
大店である河内屋で
厳しく鍛えられていきます

遊び人の若旦那、清太郎は
青物への情熱が人一倍
食いしん坊でおっちょこちょいの知里に
憎まれ口をたたきますが
少しずつ2人の距離は縮まっていきます

河内屋にゴタゴタが起き、さあどうなる?
といった展開も予想を裏切らないラスト

知里の人生が好転していく様子は
読んでいて気持ち良かったです
サラッと読めますよ!