『 若冲 』澤田瞳子著
じっくり読みました
ここ数年、開催される展覧会は
毎回長蛇の列で話題になります
伊藤若冲
名前は知っていても
経歴を何ひとつ知らなかったので
フィクションとはいえ
大変参考になりました
現在、京都国立博物館で催されている
『皇室の名宝』展では
伊藤若冲をはじめ狩野永徳、円山応挙など
有名画家の作品が展示されているそうです
裕福な商家の長男として生まれますが
家業は弟に譲り早々に隠居
孤独な暮らしの中
ひたすら絵を描き続ける姿は
少し怖いくらい
どの作品も本物を見たくなる描写です
偶然、動植綵絵のひとつが
先日読売新聞に載っていました
鳥獣花木図屏風を見に行きたい!
小説のお陰で
ますます美術館巡りが楽しみになります〜