発熱 (上・下 巻)/ 辻原登 | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




日経新聞に連載されていた
少し古い小説
単行本上・下巻を読了しました
リーマンショックの後では
描かれなかったであろう経済小説です
真山仁さんの「ハゲタカ」シリーズに
どっぷり嵌った身には
経済要素より男女の色恋強めストーリーが 
なんとなく物足りなかったような、、、

面白かったのですが断言致します!!
この小説に出てくる肝心要の女性

おじさんの夢
おじさんの妄想
おじさんの願望を
具現化した人物なんですよぉぉ

ずぅぇっっったいにこんな女いねぇーーー
渡辺淳一先生がお描きになった失楽園の
女主人公以上にいないですから!
さすが日経新聞
おじさんにドリーム提供してます
小説ってやりたい放題   



『 発熱 』辻原登著



ストーリーは難しくありません
要約貼っちゃいます

海外で活躍してる
若手のファンドマネジャーが
日本の闇にメスをいれたいおっさんに
引き抜かれて
日本に帰国して大胆な経済活動開始
政界絡みの黒幕組織に一撃くらわし
既存の体制を崩壊させようと奮闘する話

でも実は
少年時代に自分を援助してくれた
美貌の歳上女性を忘れられず
彼女と結ばれることを願い奮闘する話です

主人公の龍
頭は切れるし見た目は良いし
行動にソツはないし、でパーフェクト
そんな龍が恋い焦がれる女性は
通称、右近
亡くなった母親の友人です

上巻では龍が大活躍して
日本の経済界どうなる?とワクワクでしたが
下巻では経済の話が薄くなり
右近との恋の駆け引きがメインになります
尻すぼみ感は否めません

龍がアメリカから持ち帰った銃が
ストーリーの中で重要なポイント、
と思っていたのに
それを使って誰かが死ぬわけでもなく
意外な程カラっとしたラストにビックリ

退屈はしなかったけれど
再読もしないかなw
読み易くて旅先や移動時には良いかも





先日
第2回酒豪飲み会が開催されまして
意気揚々、参加してまいりました!✌︎('ω')✌︎
羽目を外してしまい
翌日の気持ちのブルーなこと   涙
後日みなさんに謝ったのですが
他のみなさんからもお詫びの言葉を頂き

あ、全員酔っ払いだった????

心底胸を撫で下ろし気持ちが晴れた次第です
お店からも出禁を言い渡されず
またぜひご利用下さいねー!と仰って頂けて
本当にホッとしました
こんなことばっかりで猛省です、はい、、、