おはようございます(ᵔᴥᵔ)
本ばっかり読んでます!
昨日は私用で少し遠出しました
電車に乗っている時間が長いので
用心して2冊持参
読みかけの1冊目は行きに読了
帰りに読んだ1冊がこちら
『 ナミヤ雑貨店の奇蹟 』東野圭吾著
気楽に読める東野作品ですが
読み始めてすぐに
もしかして、、、と不安になりました
苦手な「時空超える系」の気配
悩みを相談すると回答をくれると評判の
ナミヤ雑貨店を巡る物語
店のシャッターの郵便口に
相談者は手紙を落とし
店主からの回答は
店の裏口の牛乳箱へ入れる仕組み
時空がおかしなことになってます
廃業して空き家になっている
ナミヤ雑貨店に逃げ込んだコソ泥3人組
彼らは過去からの手紙を受け取ります
行きがかり上、返事を書くうち
大切なことに気づきます
ナミヤ雑貨店に悩みを相談した人達
何人かのエピソードがあり
真剣に回答した浪矢雄治と
彼の子孫のエピソードもあり
散らばったそれぞれの話が
後半で回収されていきます
過去と現在で
登場人物達が実は繋がっていると判明
児童養護施設へ慰問に訪れた男性が
その夜起きた火事で子供を助ける話や
親と夜逃げしたあと親からも逃げて
やがて立派な木彫刻職人になった男性の話
など印象に残る章がありました
ご都合主義的な色合いが濃くなるのは
時空を超えるため仕方ないのかもしれません
ラストに向けファンタジー色が強まると
こちらはかえって冷静に読んでしまい
良い話でしたがあっさり読了
映画化されているそうですね
映像に向いてるお話かも!