母という病 / 岡田尊司 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。





ここ2、3日
少しだけ暑さが和らいでます
ほっとしますね



数冊読みかけですが
どれもそこはかとなく暗いので
サクサク進みません

父親バージョンは読了済で
じゃあ今度は母親バージョンを、と
読んでみました
記憶に遠い時期の母親との関係が
その後の生き方に相当影響するようです
自分の母や母である自分と
照らし合わせて読みました


『 母という病 』岡田尊司著


精神のバランスを崩す理由として
母親との関係が不安定な場合が
非常に多いと書いておられます

産まれてから1歳半くらいまでが
特に重要な時期で
この時に大切に愛情深く
世話をしてもらえないと
どこかで歪みが出てしまうとか

母親がどこかで自分の至らなさや
過干渉や見栄やエゴに気づいて
子供と真剣に向き合えば
修正出来るらしいのですが
母親に、普通に愛されて育つことが
いかに大切か

自らの子育てを振り返ると
育児は良いことばかりではなく
途方に暮れた事も沢山ありました
でも
自分のところに産まれてくれて
本当に嬉しくて
その気持ちは変わらず盤石です

本の中に出てくる
複雑なご家庭の話を読む限り
親の愛情を素直に受け取り大人になり
産んだ我が子に素直に愛情を注げることが
当たり前ではないようです

身近な人達から聞く
母親に対する不満や悩みの根底に
なにかしらの不安定要素があるのかもと
思いました


私の母親はとても可愛らしい人ですが
口が軽くて思考が非常に浅いんです  笑
今は笑って話せますけど

そんな感じですので
悩みを相談したり
愚痴を聞いてもらったりするのは
子供時代にやめました
誰かにすく話してしまうし
オロオロするので
こちらが余計不安になったのです

いま、元気に楽しそうに
父と仲良く暮らしてくれていますので
もうそれだけで充分だと思っています
愛情深く育ててくれたことは事実で
好きなことをやらせてくれたことにも感謝
適度に距離を取り
近寄りすぎないように
遠くになり過ぎないように
何かあれば駆けつけますよ!


母親としては子供達から
信頼、信用してもらえる親でありたいと
思います
が!
実際の息子評といえば↓↓↓
酒飲みでおしゃべりで
最近はサンドイッチマンと小藪のネタ話が
お気に入りの
おじさんみたいなおばさん


泣くわ