おはようございます
土曜日の朝はのんびり出来るので大好き
ただ今、2作品を同時に読み進めてます
そんな時の箸休めにピッタリ
気軽に読むにはもってこいの東野圭吾さん
ガリレオシリーズは数冊未読で
こちらも読んでいませんでした
相変わらず湯川先生大活躍ですが
今回は無敵の先生が少し不憫
前途ある若者の未来が
幸多きものでありますように
『 禁断の魔術 』東野圭吾著
湯川の高校の後輩
物理研究会出身の古芝伸吾は
無事帝都大学に合格し、湯川へ報告に来た
心から祝福する湯川だったが
勉強熱心で優秀な伸吾が突然大学を辞め
下町の町工場へ就職したと知る、、、
湯川の旧友である刑事の草薙は
フリーライターの殺人事件を捜査中
被害者が接触していた古芝という若者が
行方不明になったと聞かされる
突然いなくなった伸吾
伸吾の姉の不可解な死
フリーライター長岡の殺人事件
3つの事件はうっすらと繋がったが
犯人は伸吾なのか?
湯川先生の
優秀な若者への想いが切ないです
普段感情を表さない湯川の
温かい人間味が感じられる内容でした
事件そのものもやるせない
みんながみんな少し不幸で
いつの時代であっても
大人は未来ある若者の応援団でいたいです
ここ何日間か
日大アメフト部のニュースで大騒ぎですね
甥っ子が関連高校の運動部に所属してます
静かで真面目でひたむきに練習に励んでいて
身内ながら感心してみています
相当数の生徒さんが進学先の大学でも
そのスポーツに真剣に取り組むでしょう
辛いことの方が多いかもしれませんが
いつか振り返った時に笑顔になれるような
そんな時間であって欲しいです
理不尽さに苦しむ若者の姿は
本当に胸が痛くなります
良い方へ進むことを願ってます