最後の将軍 / 司馬遼太郎 | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。






夏日でしたねー(๑・̑◡・̑๑)

GWも終わり
いつもの感じで過ごしています

連休中は展覧会を観に行ったり
飲みに行ったり友人が泊まりに来たり、、、
遠出しませんでしたが
満喫出来ました🎶




昨日の外出中、電車内で読了しました
最近特に感じているのは
どんな大御所作家さんでも 
若い頃の作品が面白い!ということ
先月浅田次郎さんの新作を読み
あぁ歳とったなと思ってしまい  汗
今回司馬さんの昔の作品を読んで
文章の勢いとサラッとした軽やかさが
とても感じ良く
何歳の時に書いた作品か?は
結構重要だと思いました



1967年に初版出てます↓


『 最後の将軍 』司馬遼太郎著


徳川家15代将軍、徳川慶喜の物語
お得意の解説を含んだ
カラッとした文章で描かれています

幕末好きで新撰組の物語は
色々読んでますが
徳川慶喜についてはほとんど知識も無く
漠然としたイメージしかありませんでした

水戸家から一橋家に養子に入り
のちに将軍後見職として幕府中枢に入る慶喜
頭の良さはもちろん多芸多才
行動力や判断力も抜群です
そのような才気溢れる彼でも
時勢に抗うことが出来なかったのは何故か

大政奉還の場面がクライマックスです
歴史を様々な角度から見ることは
大切ですね
土方歳三を愛するあまり
慶喜様をないがしろにしてました、反省

司馬遼太郎さんは
出だし良し!
ラストはさらに良し!な作品が多いです
時代は変わっても常に人気作家さんなのが
よーくよーく分かります

ご本人のあとがきもじんわりと良かった
面白くてすっかり司馬モード
ただ今「関ヶ原」上巻、読んでます

読みかけ4冊積みっぱなし(-_-)