特別支援教育士スーパーバイザーの
竹内先生
教育現場で
発達障害児1000人以上の支援に
携わってきた凄腕
主に講演会で教育関係者や保護者対象に
お話されている内容を
一冊の本にまとめて下さいました
「 発達障害と向き合う 」
会社、学校、家庭で感じる
違和感の正体はこれだった!
なんといってもとにかく
分かり易い文章です
障害のある子供達に対しての
冷静であたたかい眼差し
具体的な対処法や
早期発見、早期介入の必要性を
知識のない方に理解してもらいたい、という
先生の願いが真っ直ぐに伝わってきます
自閉症に視覚支援が有効なのはなぜか?
逆に知的遅れのないADHDタイプには
視覚支援が邪魔になるのはどうしてか?
知っているつもりのことも
本質を理解出来ていないことが
多々ありました
一番大切なことは、聞く力をつけること
なんだそうです
「発達障害に対する
正しい科学的認識を持つこと」
「知識のない愛は力にならない」
基本的にこの二点の重要性を
理解していないと
支援が空回りしたり、上滑りしたり
全く役に立たないどころか
良くない方へ進行してしまうこともあるとか
障害の診断がおりなくても
認知の能力に凸凹がある子供は大勢いて
親や周囲が気づかずに
反抗性を性格の問題として放置した場合
成長過程でより大きな問題を生む可能性大
先日広島某市の公共施設で
5歳の女児を2階から突き落とした中学生
ニュースを聴いてすぐに
事情有りのお子さんだろうと思いました
この手の理解し難い犯罪、事件には
加害者の認知に事情のあるケースが
とても多いようです
ではどうしたら良いのか?
先生のお考えがどんどん広まってくれたら
健常児も障害児もどんな子も
より生きていきやすくなるはずです
被害者にも加害者にもしてはならない
社会のどこかに居場所を見つけて
より良い人生を歩んで欲しい
子育てしていて常に願っていることです
帯にチェックリストが付いてました
何か気になっている方がいらしたら
ご参考までに
発達障害を見極めるサイン例↓
◉コミュニケーションに問題がある
◉文章の要点を読み取れない
◉一方的に自分の言いたいことだけを話す
◉物事の優先順位がつけられない
◉どこを見ているか分からず、無表情
◉上司が話しているのに、
関係ないことをいきなり発言する
◉結婚後、人が変わりDVなどを行う
◉五月病になりやすい
◉知能検査の数値は正常でも
育てにくさを感じる