分身 / 東野圭吾 | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




あいにくの雨です
週明けは晴れが良いのになぁ


先週家を空けられない時間があり
手軽に読めるものを、と思って
仕入れておいた一冊です
少し古い作品ですが
著者の時代を先取りする感性に敬服
「天空の蜂」など予言書みたいでしたよね
今回はクローンが題材です


「 分身 」東野圭吾著


函館の女子大生、鞠子と
東京の女子大生、双葉の二人が主人公
鞠子の章と双葉の書が
交互に展開していきます

母を火事で亡くしている鞠子は
母の死にずっと疑問を抱いていた
父に聞いても言葉を濁すばかり
自分で真相を突き止めるべく
動き出す鞠子

アマチュアバンドのボーカルとして
テレビ出演が決まった双葉
母親の猛反対に合い、悩んだ挙句
出演した矢先に母が事故死
母の死に疑問を持った双葉は
真相を突き止めるべく動き出す


*ネタバレあります


タイトルから推察出来ますように
この二人、双子以上にそっくりなんです
どうしてなのか 
その理由が徐々に明らかになります

現代の医学界でも
技術そのものをどこまで許容するのかと
倫理観が問題視される妊娠、出産
産まれてくる子供達には全く罪がないだけに
問題の闇は深く、正誤で語ることは
出来ません
ラストで救われました、よかった




今日は次男の用事があり
これから出かけます
電車に乗り待機時間をあわせると
4時間くらいありますので
一冊読めそうです(>_<)何読もーかな


暖かい日が増えてきましたが
インフルエンザはまだ流行ってますね
風邪や花粉症の方も
いらっしゃいるかと思います
季節の変わり目ですのでご自愛下さいね


良い一週間でありますように(^-^)ノ~