明けましておめでとうございます(^-^)
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
ようやく冬休みが終わりました
ほとんど何もしなかったような??
連日旦那さんと適量の晩酌
おかずは取寄せた肉とか魚で
てきとーに作り大好評(笑)
ゆる~くまったりなお正月でございました
そして今日は新年初出勤
予想よりは
のんびりペースでお仕事が出来て
心穏やかに過ごせて…良かった良かった
お休み中は時間がありましたので
何冊か読み終わりました
昨年、発売と同時に購入したのに
気力がともなわず読めなかった一冊
ようやく読了です
「 潮の音、空の青、海の詩 」熊谷達也著
渾身の長編小説!とあり
書評もかなりな高評価
2011年3月11日に起きた
東日本大震災が題材です
3部構成で
第1部
震災当日に仙台で被災した聡太
何とか自宅アパートへ戻り
数日が経過したあと故郷の仙河海市へ
行方不明の両親を探しに行くお話
*仙河海市は架空の街で、気仙沼がモデル
第2部
震災から50年
2060年の仙河海市で暮らす
9歳の呼人が主役
防波堤がそびえ立つ海岸で
謎の老人 待人爺さんと出会います
SF的要素の入った未来のお話
第3部
震災から3年後の仙河海市
聡太のその後が描かれています
著者の熊谷達也さんは
きっと刻んでおかねばならないという
お気持ちでこの作品を書かれたのだと
思います
記録としてだけでなく
当時の心境や周囲の様子など様々なものを
忘れないように風化しないように
警告の意味もあるでしょう
現状への不安や不満も含まれていますが
希望ある未来を信じて
とはいえ
何だか少し肩透かしを食らった気分です
以前読んだ熊谷さんの「邂逅の森」が
それはそれは満足度が高かったので
半端でない期待感、意気込みで
読んだのですね、、、
うーん、うーん、
震災直後にあちらこちらの媒体から
入ってくる現実が
あまりに凄惨で無情で哀しくて
でも目を逸らしてはいけない、と
可能な限り活字を追う日々だったので
小説より現実のニュースのインパクトが
記憶に生々しいのです
第2部の近未来の話は好みと違っていたため
あまり入り込めなかったですし、、、
この題材の小説は
感想が書きにくいです
勝手に書いてるからそれもおかしな言い訳?
ぜひ!と言えないのが正直な気持ちです
(^人^)
新しい一年が始まりました
少しでもたくさんの「良い日々」が
過ごせるといいですね~