今日からしばらく
お仕事がお休みになります
ホッとしました
やっと家中お掃除出来る~!
ひっそり継続しております
静祭り♬
今回は直木賞受賞作
「受け月」伊集院静著
野球に関わる人々の
悲喜交々、うーん悲哀が多いかな
を描いた連作短編集
伊集院先生の若い頃が
野球漬けの日々と知っていて読むと
一段と胸に迫ります
亡くなったご主人が
どんな野球選手だったのかを知り
子供と前を向いて歩く決意をする
シングルマザーのお話
家族を捨てた父親に再会し
生き方を変えなかった父に
どこかで憧れを持っていたことに
ふっと気づく男性のお話
50歳手前の独身女性が
映画館で昔の彼そっくりの
後ろ姿を見つけ
過去の恋愛を思い出すお話
社会人野球チームの
老監督の引退試合の日
明け方の受け月に祈りを捧げる
彼の過去と再出発を描いたお話
などなど
しっとりした内容でした
キレイなだけの人生は
ひとつも無いのですよね
何かを得てなにかを失い
傷つけたり傷つけられたり
捨てたり拾ったり
支えたり支えられたり…
禍福は糾える縄の如し
人生万事塞翁が馬
この小説にこの諺は
ちょっとズレてるかもしれませんが
でも読んでいて
ふっとそう感じました
伊集院先生は
お身内との別れを
若いうちから何度も
ご経験なさってます
暗くて苦しくてどうしようもない、
そういう感情を肌でご存知だからこそ
こういう小説を
お描きになれるのでしょう
出てくる女性が
控えめなところが好きです
無い物ねだりかな、、、
お優しい先生を想像致します
さてさて
お盆ですね
ずっと子供達家にいる(´Д` )
どーしよー
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