ヒコベエ / 藤原正彦 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。





暑い (x_x;)


暑すぎます (x_x;)


いかがお過ごしですか?






土曜日に
パパと次男と海水浴へ行きました♬

今はとっても気の利いた
ラッシュガードがあるんです
上半身用だけでなく
下半身用レギンスタイプ!
これを履けば
あちこち日焼け止めを塗らなくても
大丈夫~~~
徹底的にお日様避けて遊んできました

浜辺で休憩がてら読書♥
海風が心地良く
リフレッシュ出来ました(^-^)


大好きな数学者の
藤原正彦さん
彼の自伝的小説を読了


「 ヒコベエ 」


ご存知の方も多いと思いますが
藤原先生のご両親は
作家の新田次郎さんと藤原ていさん

藤原ていさんの名著
「流れる星は生きている」
こちらは
終戦時、満州から命がけで
日本へ引き揚げてきた
藤原家の壮絶なお話
当時の正彦少年は4歳

「ヒコベエ」は
藤原家が日本へ戻って
信州諏方に身を寄せるところから
始まります
正彦少年5歳から小学校卒業までの
成長録と藤原家のその後のお話


腕白なヒコベエ
男の子ってこうなのよねぇ(>_<)と
読んでいて笑ってしまう場面が
あちこちにありました

棒が落ちていたら拾って振り回すのは
男子

坂道をスピードMAXで駆け下りるのは
男子

戦争ごっこや兵隊ごっこで序列作って
本気で遊ぶのも男子

昔はこういう子供が沢山いたような…

ただし
正彦少年、さすがに未来の数学者
小さい頃から数字に強い!
貧しくとも明るく教育熱心な
働き者の両親、親戚に囲まれ
すくすく育つ姿は逞しい!

新田次郎さんが気象台勤務の傍ら
作家になった経緯や
近所に住む知識階級の方々との交流
藤原ていさんがベストセラーを
出すエピソードなどなど

ほとんど全部実話とのことでした
数学者は本物の作家が書くような
嘘の話は書けないそうです(笑)
そんな力は無いとか(^з^)


昭和20年代の日本を
垣間見ることも出来ました
充実の読書時間♥



藤原先生が仰っている
惻隠の情を大切に、とか
国語がいかに重要か、とか
卑怯者になるな、など
忘れてはならない言葉の数々を

これからも大事にします(^-^)
先生、長生きなさって下さいね!



























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