このお方の小説は久しぶりです
最近は「流儀」シリーズや
エッセイばかり
読んでおりましたので(^-^)
「 羊の目 」伊集院静著
夜鷹に産み落とされ
侠客・浜嶋辰三に育てられた神崎武美
我が子のように慈しみ育ててくれた
辰三に忠誠を誓い、彼の言葉だけを
生きる信条として闇社会を歩く武美
彼のために彫り物を入れ
彼のために人を殺め
彼のために服役し
彼のためにためらうこと無く
命を捨てにいく武美
最後に神は彼を救済できるのか…
戦前からバブル期までの
闇社会の変遷と
その時代に生きた男たちの人生
読み進めるうちに
物語のスピードもグングン上がり
後半は特に面白かったです
神崎武美、とにかく強い!
ヤクザの抗争場面が
何回も出てきますが
顔も体も頭も良くて無敵
親分への忠誠心は
女性には理解出来ないほど
揺るぎなくて純粋
だからこその哀愁があります
そこまで信じちゃって…可哀そう
そんな気持ちも湧いてきました
ひとつだけ
私にはよく分からない展開がありました
ラスト近く、武美が
キリスト教に傾倒していくのです
静先生がこの作品で
これを描きたかったのでしたら
本当に申し訳ありません
私は、この部分いらないのにーっと
思ってしまいました
だってここが無くても
充分満足の内容ですもんー!
描かなくても何となく想像出来るし
読者もヤクザ同士の諍いだけをただ
ワクワク読んでる訳じゃありませんし
と、ちょっぴり毒を吐きましたが
大変有意義な読書時間でございました
静先生の小説を堪能致しました
先日から旦那さんが
何冊も伊集院本を買っております
必然的に私も読むことに…
次も同作家さん記事になる可能性大
よろしければお付き合い下さいね(^^)
先週長男ママ友ランチをしましたが
本日は次男ママ友ランチなんです♥
おしゃべり時間が充実してます\(//∇//)\
みんなの頑張っている話を聞くと
私もがんばろーと気持ちが上向きます
連日出勤だったのでホッとひと息
今日は近所のお店でゆっくり
たーくさんおしゃべりしてきます
これがストレス発散ですね( ̄▽ ̄)
みなさんも良い一日でありますように
♫
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