空飛ぶタイヤ(上・下) / 池井戸潤 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。



(θωθ)/~
お暑うございますぅぅぅ


連日の猛暑(´Д` )すでにバテ気味
今年の夏の暑さと長さを考えると…
うんざりしてきますね、ふぅ~




ドップリとハマっている
池井戸潤さんの本
今回の作品、上・下巻
途中でやめられなくなり
読了が夜中の2時
早寝早起きの身には
堪えます(笑)


「 空飛ぶタイヤ 」

フィクションですが…(`_´)ゞ
実際にあった過去の事件がモデル

走行中のトレーラーのタイヤが脱輪して
歩行者の主婦にぶつかり、死亡
当初トレーラーの整備不良と
思われていましたが
構造の欠陥による事故と判明
某自動車会社のリコール隠しが
あきらかになり逮捕者まで出たニュース

覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?


ズバリ!その話です


整備不良と片付けられてしまった
脱輪トレーラーの持ち主
赤松運送の赤松社長が
欠陥トラックを製造販売した
ホープ自動車という大企業と闘う話


事故後の赤松運送の苦境は
倒産危機、家族への嫌がらせなど
これでもかというくらい不幸の連続
赤松社長の試練にハラハラし
どーやってこの状況から脱け出すのか
読みながら先の展開が気になる気になる
((゚m゚;)
ホープ自動車の鼻持ちならない対応
驚くほどの選民意識や
顧客無視の内向き思考に
一流企業で頑張っている社員さんには
申し訳ないのですが
\(*`∧´)/
心底腹が立ち
どこがエリート?どこが一流?
なんなんですか?あなたたち?
その、のけぞった姿勢
そのままブリッジして
頭で床掃除しちゃいなさいヽ(`Д´)ノ



プンプンしながら読み進み
テンポ良い展開に
映画か漫画のような心地良さを感じつつクライマックスへ到着
さすが池井戸潤さま
桃太郎侍並みの結末に
溜飲を下げたのでありましたψ(`∇´)ψ

けっして明るくはない題材
悲惨な話も池井戸さんが描くと
暗くなりません
池井戸さんを好きな理由は
きっとそこ(^-^)




ハァ、活動開始します
みなさん熱中症にはくれぐれも
お気をつけて(^^)









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