まずはじめに
昨日の午後から
今日のお昼まで
私は本当に幸せでした(*゚ー゚*)
残暑厳しい9月にもかかわらず
寛政大学陸上部の部員10名が
果敢に挑んだお正月名物の
箱根駅伝
10区間全てを
沿道で応援出来たからです
「 風が強く吹いている 」三浦しをん著
寛政大学4年の灰二が
天才ランナー走(かける)と出会い
竹青荘に住む同じ大学の仲間たちと
箱根駅伝を目指す物語
個性的なメンバー達が
素人同然ながらも
コツコツと努力を重ね
灰二の用意周到な指導の元
予選会を何とか通過し
本番の箱根駅伝へ
走るとは?
駅伝とは?
仲間とは?
メンバー10人の
キャラクターの描き分けが上手く
話の展開も勿体ぶったところが無く
ズンズンとテンポ良く進み
箱根駅伝のレースの場面は
一体どのくらい取材に時間を
費やしたのか⁈と驚嘆するほど
臨場感たっぷりの描写
特に2日目
復路のレースがスタートしてからは
タオル片手に泣きっぱなし
8区を走るキングが
「俺はなあ、ハイジ。これが夢で
あってほしいと思うんだ。
二度と覚めたくないほどいい夢だから
ずっとたゆたっていたいと思ってるんだよ。」と心の中で呟いた時
私もこの物語の中にたゆたっていたい!と更に涙してしまいました。
本当に良い本と出会えたとき
拙い言葉を繋ぐ表現しか出来ない
自分がもどかしい!
どんなに良かったのかを
全然伝えきれてません!
でもこれだけは言えます⇩
だから読書はやめられない!
心の底からありがとう!
私の手元に来てくれて!
なんという清々しさ!
ひたむきであることの崇高さ!
ああ人間とは
これ程までに純粋に
なにかを成し遂げることの出来る
そんな生き物だったのですね!
(*^-^)b
登場人物は
みんな素敵な個性の持ち主
王子が人気のようでしたが
私の好みは
神童
穏やかで知的
言葉使いの優しい男性
安心なタイプが好きです(笑)
追伸♥
カバー装画と挿絵が
山口 晃さん
大好きなんです、この方の絵
物語がより楽しく鮮明に
イメージ出来ます、最高♥
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