私たちが好きだったこと/ 宮本輝 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


こんにちは



これは確か以前映画になったんだなぁ
岸谷五朗が主演だったかしら…
ふっと思い出して
昨日から読んでいた本


宮本輝著
「 私たちが好きだったこと 」

男性2人、女性2人が
偶然一つのマンションで暮らし始め
励まし合い、助け合い、
愛が生まれ、夢を目指す
青春物語、、、と簡単な話ではなく

互いのためを思って
自分を押さえ
優しさを優先していくうちに
上手くいくようにみえた
共同生活のかたちが
徐々に変貌していきます


与志、ロバ、愛子、曜子の4人
不安神経症を持つ愛子を
医大に合格させるために
お金を出し合い
生活を支えます

与志と愛子は結婚を約束しますが
愛子が合格したあとで
状況が変わっていき

ロバと曜子は
曜子の昔の恋人の出現で
破局してしまうのか?と
最後まで展開が読めない内容


あっ、でも恋愛小説ではありません
人のために尽くす4人が
寄り添い助け合うことで
人生が良い方向へ進むのか?




( ̄ー ̄)ふーむ…
大好き宮本輝さん

話の中、しかもわりと冒頭で
出会ったばかりの男女が
いとも簡単に寝ちゃうんです
登場人物はみんな真面目で
頑張って働いている大人なのに

そこに引っかかってしまうと
なかなか話に乗れません

この歳で読んでも
またそこに引っかかってしまいました

男女の機微がいまいち分かってない私

結局
登場人物の誰の気持ちにも
入り込めず
唯一主人公の男性
与志の出した結論に納得か…
きっと
もう少し汲み取れる読者ならば
もっと深い部分に共感できるのかな


ただ文章は美しいのです
やはり輝様
流れるような言葉の数々
繊細で品があります


お時間のある方は
ぜひご一読くださいませ



はぁ~
(。>0<。)
もう少し理解したかった。。。
























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