アンボス・ムンドス / 桐野夏生 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


七つの短編
相変わらずの桐野節

泥のような感情を
吐き出す登場人物達

読んでいて
気味が悪くなる性格と性癖

主人公の容姿や内面を
決して美化せずに
本音の醜い思いを語らせ
読者の前に毒を撒き散らす…



大好きな作家さん
作品もほぼ持っていますが
白状しますと
定価では購入しない作家さん

全て古本なんです
人気があるので版を重ねたものが多く
わりと早くに古本として出回ります

当たりもあるけれど
今回のように
全く好みでない作品もあるので

新刊にとびつかないようにしています

よくこんなに
根性の悪い女性を描けるな、と
内容とは関係ないところに
感心したりして(。-_-。)

でもハズレても
次を読みたくなるんですよね

そういうことを
全部含めて
好きですねぇ







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