祖国とは国語 / 藤原正彦 | 我が家の本棚

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スカイツリーOpen(^-^)/
雨ですね…

今日は 国家の品格 で有名な
数学者で作家の藤原正彦氏の著書

「 祖国とは国語 」

8~9年前に刊行の本です。

昔、NHKの 視点論点 という
数分間一人の方が話す地味な番組で
小学校での英語授業不要論を
理路整然と語っておられました。

この本は
徹底的な国語教育が必要、という
先生のお考えが載っております。


人間は
その語彙を大きく超えて
考えたり感じたりすることはない、
といっても過言でない。
母国語の語彙は
思考であり情緒なのである。


子供の時にはわかりませんでしたが、
国語の大切さ
今ならわかる気がします。
頭で考える時も結局
言葉を組み立てているのですよね。
言葉が単純だと
思考も単純
と以前読んだ曽野綾子さんの言葉と
重なります。


萩原朔太郎や島崎藤村
室生犀星、中原中也など
漢字制限のせいで
教科書に導入できない宝の山を
この時代だからこそ
小中学校で読ませるべき
と。


今からでは遅いかも(T_T)
ですが
私も挑戦してみようと思います。











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