光る君へ感想「一帝二后」② | 今日も庭に居ます

今日も庭に居ます

ばらと多肉に囲まれたほったらかしガーデンの
お花の話と時々、暮らしの中での出来事の
ガス抜きをちりばめたブログです。




アメンバーは新規募集しておりません。ゴメンナサイ。m(__)m

大河ドラマ 「 光る君へ」

 

28話「一帝二后」私の感想②

 



前回のラストで晴明に持ちかけられた 「一帝二后」

 

道長は姉の詮子に相談にいく

(最近、だいたいこのパターンだね😅道長)

 

が、相談された女院様、

なんかいつもに比べて声のトーンが低くて言葉にも覇気がない😨

 

先週の回で息子の一条帝に言われた事がショックで  まだ尾を引いているんだろうか、、

(そりゃそうだよね、あんなヒドイ事言われたんだから😥)

 

道長はそんなことは知らないから

 詮子から帝に文を書いてくれるよう頼むけど、

詮子は自分の言うことなんて果たして帝が利いてくれるものかと、自信無さげに引き受ける。

 

 

場面変わって、

 

そんな母の女院から一帝二后を提案された文を受け取った帝

 

「朕の后は定子1人だけだ❗️」と、

(そりゃ、そうなるよね😅)

 

蔵人頭の 行成は、帝の言葉をそのまま道長に伝えることもできず、、

間に入って板挟み   大変だ💧

 

 

そうは言っても、帝、

女御の彰子の元に行って彰子の様子を見ることに。


自慢の笛を彰子に聞かせるが、

肝心の彰子は帝の方を見ることもしない、、😅

 

帝が「何故、朕の方を向いてくれぬのか?こちらを向いておくれ」と問いかけると

 

「笛は見るものではなく聴くものです」と答える彰子

 

おお~😆  

コレ、栄花物語にもあるシーンだね~😆

 

って、言うより、


彰子が初めて「仰せのままに」以外の言葉喋ったぞびっくりびっくりマーク

 

帝、苦笑しながらも

「左大臣はそなたが中宮になることを望んでおる。そなたはどう思う?」 と、彰子に尋ねてみるが

 

 

彰子は「仰せのままに」  と
困った顔でそのあとも このお決まりのフレーズを繰り返すばかり

 

あらあら、、


またいつもの彰子に戻っちゃった😣   

 

こりゃ、また失敗か、、と、

傍に控えて居た赤染衛門も汗

テレビの画面の前で 見ていた私も

思ったけど、

 

帝、、

以外にも、そんな彰子を

母の言いなりになっていた、かつての自分の姿と重ね合わせて

可哀想になったと、

「中宮にしてもよいやも知れぬ」と行成に伝える

 


行成 喜び勇んで飛び出すハート 道長に報告 ゲラゲラ音譜飛び出すハート

 

その言葉を聞いた道長も喜び

安堵して 思いっきり 行成をねぎらう

 

「四条の宮の頃から、、」の道長のこのくだり
 
「権記」に書かれている道長の言葉だね
 

でも、ホッとしたのか、
その後倒れこむ道長(きっとこの時の行成 、びっくりしたけど嬉しかったハズ(笑))
 
「誰も呼ぶな、大事ない!」って、、ガーン  

ダメだよ~あせる大事あるって、道長滝汗あせる

 

 

 


道長が この一帝二后のやり取りを
具注歴に記した このシーン  


御堂関白記のホンモノが  コチラ↓

ホントに墨でビチャ~って塗り潰しているんですよね、道長(笑)
倉本先生は陽明文庫に出向いて
原本を見て墨で塗り潰された部分を読み解いたんだそうです

 


この宣旨の時の「実資さえも反対はしなかった」っていう ナレーション 

 なんか妙に説得力あったよね(苦笑)


 ついでに書くと

実資がの祝詞を奉るシーン

実資役の秋山さん  めっちゃ覚えるのが大変だった💦って後のインタビューで話してたヨ😆


 

さて、そんな道長のもとに 

宇佐八幡宮奉幣使の任務から戻って来た宣孝が挨拶にやって来た💦 

 わ~💦
早くも私の先週の予感的中~🎯

ニッコニコで 「じつは娘が生まれたもので」と道長に報告

この時「まひろに」とは言わなかったケド、、💧

宣孝が帰った後

道長、疲れた感じで  ため息つくと
 1人頭を抱え

フッと何か気がついたような仕草

長いこと宇佐八幡に赴任していた宣孝が、わざわざ自分に「子が生まれた」と報告してきたその意図に
もしや、と 気がついたのか?道長、、。


ちなみにこの場面 

道長の『御堂関白記には

長保2年(1000)2月3日条

宇佐使(藤原)宣孝朝臣(あそん)、馬二疋(ひき)を献上してきた。

 

とあるそうで、「史実」だそうです 

 

うへーーーーっつ  爆笑飛び出すハート 

 

光る君への脚本 並びに演出の方  

これに被せるって、すごっ笑い泣きびっくりマーク

細かすぎびっくりマーク


なお、当時は 馬や牛も 一匹二匹と数えていたんだそうで

一頭二頭と数えるようになったのは西洋文化が入ってきた 明治以降なんだって。


ほほう、、


ここでもNHKさん  しっかり監修しているのねー  ソンケーの眼差しキラキラ


それにしても


まひろって、、

教育ママだったのね💧

生まれたばかりの子に漢詩のスピードラーニングってさ、、💧どうよ😅

やっぱりまひろって、

変わってる?  😅

それに、、冒頭の惟規  クン

まひろの子が宣孝じゃないって😨
ちゃんと解ってるんだ、、💧



倫子と詮子の会話も印象的でした。


「子供の好きなもの」


確かに 母親だったらみんな知っている。


この子はどんな性格で、

何が好きで、何が嫌いか、、


たとえそれが母親の思い込みであっても、親ならみんなひとつくらいは言えるはず、、。


でも、詮子は


それが言えなかった。


(自分の事ですが、その昔、義母に

私は生前会ったことがなかったので、亡義父の好きだった物を仏前に供えたいので尋ねたら、義母、「何だっただろう?」って真顔で答えられなくて、、💧私はドン引きしたんだけれど。今回、ドラマ見ながら

そのときのことを思い出しました😅)


逆に尋ねられた倫子は

自分の子のことをみんなスラスラ答えていて、、

それを聞いた詮子は寂しげに笑っていた。

(でもこの時、倫子、彰子のことは言わなかったんだよね、私はそこが引っ掛かったんだけど💧)



定子が入内したばかりの頃、、

扇で顔隠して変顔してた あの頃、


定子、お上に聞いてたよね?


「お上の好きなもの教えてください」って、、。


それに対してお上の返答は、

たしか「母上」に「鈴虫」だったかな?(何かの虫の名前だった覚えが、、。)

それとたしかもうひとつ何かお餅?か何かの名前を答えていた、、。


尋ねた後に定子、

「お上の好きなもの、私も好きになりとうございます」って、笑顔で答えていて、、。

(○○虫は、、って、困っていたっけ😆)



お上の好きなもの


今の定子だったら本人に聞かなくても  もう次々即答できるよね。



そして「母上」のところは

もう「定子」に変わったのかもしれないけど、、