野菜に学ぶ「芽かき」 | 日々是好日写真日記

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ジャガイモの芽かきをしました。

ジャガイモの芽かきとは、一つの種芋から複数の芽が出るので、それをある程度抜き二、三本にしてやる事で、芋の成長を促進させる作業です。

それで若い細い芽をブスッと引っこ抜いてやる作業を繰り返していました。

 

それで思ったのですが、人間世界でも若い芽を摘むと言う様な事はあるわけで、どんな世界にも新しい威勢の良い新人が出てきたら、新人のやる気を損なわせる事をするという行為があります。新人潰しというか、自分の立場を守るために新しい風を入れたくないが為にしてしまいます。

 

ジャガイモの様にその分、古い芽が肥えて充分な果実を生むなら別ですが、ただ単に現状維持の為に新しい芽を摘むというなら、ジャガイモで言うなら不要なのであります。

野菜でいうならば、肥料(甘い蜜)をやりすぎて葉っぱだけが大きくなって果実を生まない、食す野菜としては何の意味もないただの観賞用植物になってしまうのです。

 

ですから、何が言いたいのかというと、やはり古株は(もう芽ではない)は次の新しい芽に栄養を流してやらないとダメだということなのでしょう。

 

新しい芽が栄養をたっぷり吸って、美味しい果実を生んで行ける事の連鎖が、良い循環という事なんでしょう。

 

野菜の芽かきごときで、ここまで、想像が膨らむ自分の頭の中が、ある意味すごいと思いながら野菜を育てているのでした。

 

ちなみに自分を野菜と例えるなら、栄養を充分にもらい、とても良い周りの環境(温室内)にいながらにして、成長の悪いカイワレ大根といったところでしょうか。周りに恵まれているのは本当に感謝です。って事はですよ?そうなると元々の種が悪いのか?それとも土か?おっとっと!そんな事を言ってると、両親に申し訳なくなるのでいけませんね。この辺にしておきましょう。

 

てな事で「野菜に学ぶ」でした。

 

写真上はニンジン、下はサンチュです。

 

 

 

では。