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現地採用―シンガポールローカル生活

現地採用・(あまり言いたくないが)30代独身女性・短大卒・Sパスで働く、優雅な生活からは程遠く、太くたくましく生きなければならない生活の中で、シンガポール人の友達たちとの価値観相違、生活、彼らとの付き合い方をつづるブログ。

シンガポールでの生活ですが、おそらく日本人の方は「かゆいところに手が届かない」あのもどかしい感覚を何度も味わうことが多いと思います。


例えば、ラーメン。

ラーメン屋さんは豚骨ベースのラーメンばっかり。どこもかしこも白濁色のこってりスープ。味噌ラーメンもあるけど、私が食べたいのとちと違う。


たまにはおいしい醤油ラーメンが食べたいのですよ。この醤油ラーメンが食べられるのは、今のところ、カッページにある餃子の王将だけです。他の王将は未確認。


(もし、おいしい醤油ラーメンが食べられるところがありましたら、ぜひ情報下さい。笑)


他にも、例えば、目薬。

私が欲しいのは、目がスーッとなる、キターっ!ってなる目薬。ローカルの薬局にはありません。高島屋の薬局にはあるのだろうか。(これも、未確認)


あるときは、PCマウス。

手を自然な状態で置いて操作できるマウス。だけど、こちらで見かけるは1種類だけで選択の余地なし。しかも異様にゴツい。日本のPCサプライの充実感は素晴らしいと思う。


こんな感じで、このもどかしい感覚はいつでもどこでも、シンガポールに居たら味わえます。

コレジャナイ感。


きっと原因は、物はあるけど、種類がない。という事。

シンガポールは同じお店が、あちらこちらにできる。

だけど、同じものを置いていて、種類が豊富でない。


同じお店がより近くに欲しいのではなくて、物のバリエーションが欲しいんです。


そして2-3年で店舗閉鎖(もしくは移動)。ある日なくなってることが多いので、買い物行くにも一苦労です。

レストランも同様。


日本にしょっちゅう旅行へ行くローカルの友人。

日本で買い物していて気付いたことがある。と言って、自信満々に教えてくれました。

それは、「日本はたくさん物の種類がある」という事。いつも買い物行ったら迷っちゃうそうです。すごいうれしそうに話してました。笑


あなたも気づいちゃったんですね。そのもどかしさを味わったら、シンガポールでの買い物がしづらくなるよ。


そうだ。


蒙古タンメン、シンガポール進出したらいいんじゃないでしょうか。

こちらは辛いおいしい食べ物がみんな大好物ですよー。(月本も食べたい)

シンガポールはアメリカ同様、国民医療保険制度はありません。

代わりに別途自分が積み立てた分だけ使用できる(もちろん使用条件有)CPFというものがシンガポール国民・永住者に適用されます。


ちなみに、シンガポールは、日本が入るか入らないか議論しているTPP加入国です。


正直TPPに関しては難しすぎて月本説明を読んでもうまく頭に入ってきません。ごめんなさい。

なので、シンガポールで、現在どのように病気にかかった時に対処しているか書きます。

ちなみに、色々な保険会社があり、それぞれシステムが異なるようです。あくまで一例という事でご参照ください。


まず最初に会社に入った時に、保険証のような会社が入っている保険会社のカードをもらいます。

病気にかかった時、もしくはMC(病欠)を使用するときに、提携会社の保険カードを取り扱っている近場のクリニック(GP)へ行きます。


そこで診療されて、薬をもらいます。MCを取るときは、MC○○日分下さい。というと先生が証明書を発行してくれます。


たいていはこのクリニックにかかって終わり。大抵の診療はこの保険カードで賄えます。診察料金はすべて加入している保険会社が負担してくれますのでお金は払いません。(会社によって上限あり)

診察内容によってはカバーされないことがあるので、その際はクリニックからお金を支払うよう催促されます。その時は払いましょう。(のちにカバーできるか、会社に聞いてみるのもあり)


さて、問題はクリニックでは対応できない疾患の時。はい。独身者がここら辺から心細くなってきます…。


クリニックの先生が紹介状を書いてくれるので、スペシャリスト(専門家医)の先生へ行きましょう。専門家医は、耳鼻科、皮膚科など各疾患を専門に診てくれる先生で、ものすごい頼りになります。

一度かかりましたが、対処は早いし、処置は的確。それこそ、あがめたくなるくらい素晴らしかったです。

もちろん、プライベートの先生はお値段も素晴らしかった・・・。(と言っても初診で、150ドルくらいだった気がする)

この件は、支払いを自分で済ませて後程会社に請求しました。


ちなみに、入院の場合は別途料金のサポートがある場合が多いので、とりあえずは自分の病気を治すことに専念してお金の心配は後程考えましょう。

心配な方は別途保険に加入することをお勧めします。こればっかりは、人それぞれの価値観によるものですね。



さて現地採用で一人で来ている場合に大事なこと。

自分が入院した時、サポートしてくれる人はいるか。

こればっかりは、普段の「行い」がものを言います。


こちらに来て感じたことは、人のつながりはとても大事だ。という事。


月本の場合、以前大きな病気をした際、大家さんが親身になってご飯をくれました。笑

大家さんとの関係も意外と大事ですよ。


マレーシア在住の同僚が入院した時も、別の同僚が着替えを持っていたり色々と親身に対応していました。それは、この同僚が普段から人当たりがよかったから。だと思います。


みなさん誰もがご存知であろう日本人差別する際に使用されていた言葉。

今は使われているのか不明ですが、ブログにはかけないので、その言葉を「差別用語」と呼ぶしましょう。


さて、この差別用語、シンガポールで仕事を始めると日常茶飯事に見ることが出来ます。メールやチャットの中で日本人を呼ぶ際の略称として使われています。ローカル同士で話しているときもたまに会話の中で聞かれます。



最初にシンガポールに来て、同僚が私たちのチームを呼ぶときに使っていた時は、嫌われてるのかと思いました。いわゆる「日本人」とひとくくりにしたいときに、必ず見ることが出来ます。


英語も日本語と同様、文字をなるべく短くしようとする傾向がみられるので、しょうがないのかもしれないですが・・・、


正直今でも慣れません。



これに慣れたらいけない気がするしね。


仲のよくなった人たちには事情を説明できますが、職場でそんなに毎回キリキリできないのも事実。



郷に入れば郷に従え。


なかなかすべてに従うことは難しいですね。