息子よ。。。おまえもか | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

秋晴れが続きますねぇ。

お昼に桜並木を歩いたら、10cm近くある毛虫がリュックに ついてきやがって、ギョッとしましたが、 アタクシ、虫は怖くありませんの(そして、どんどん怖いものが なくなってきてますの)。
でも、また、わざわざ1階まで降りていくのが とってもメンドクサイなーと思いましたの。 で、エレガントにケムケムをゴミ箱に落としまして、 たまたまお近くにいらした同僚の殿方に、  

「○▽さん、虫って大丈夫な人?」


と   とても、弱々しく質問。ついでに小首もかしげて(やめろ)。
○▽さんはとてもお人が好いので、

「えぇ!もちろん、虫なんか全然こわくないですよー。 この間だって、肩にとまったカナブンを払い落としましたよ!」

と虫武勇伝。

「じゃぁ。。。お願いしちゃおうかなっ」 とすかさず、越後屋みたいな顔して、 ゴミ箱にいるケムケムの引率をお願いしました。
トホホ~言うてましたけど。イヒヒ。  


今頃は、夕方、お散歩に出かけて、茜雲を見ながら、ほんのり 金木犀の香りがする空気が心地よい、五感がしっとりする季節ですねぇ。 いい香り、金木犀、ほんと、どこにいっても香るので、 息子と私の間では、香ると、「お!キンモ臭いぞ!」と言ってます。 本日もキンモ臭い中、お散歩して帰ろうっと。    


最近、息子はどんどん男っぽい興味が出てきています。 プラモ、ラジコン、モデルガン、車など、昔から好きでしたが それらも、大人の域に踏み込んできました。
プラモも複雑になり、 ラジコンは塗装から組み立て、モデルガンはサバイバルゲームで 使えるものなどなど。  
車はどうやら、いまどきの流線型のはあまり好きではないようで。 好きな車は色々ありますが、今までは「見る」ための車として かっくいーーー!と言ってましたが、最近は「乗る」ための 車を見る目になってきておる。 むむむーーーー生意気なーーーー。    


で、そこはもう、お父さんがモノホンのアルフィスタ= イタリアのアルファロメオをこよなく愛する人だったので、 迷いなく、アルファにはまっているのですが。
息子よ。。。おまえもか


うちのファミリーカーはアルファロメオ155でしたし。



画像はお借りしました。


もう全然、乗り心地ファミリーじゃないっつっても、 ベイビーシートに合わないことこの上なくてもファミリーカー、 断じてファミリーカー。


前に乗ってたランチアデルタっつぅラリーカーと比較したら とってもとってもファミリーカーじゃないか!なワケで (ワケわからない方、ごめんね。簡単に言うと、ラリーカーに 比べたら乗り心地は柔らかいという意味です)。



画像はお借りしました。
こんな装備ついてないけどね、こーゆう車を町乗りするってのは、ものすげー苦労も伴うのです。



お父さん、ほとんど変態なわけで。

どれくらい変態かっつぅと、 うちで息子に語り継ぐ、パパの思い出話としては (あ、基本、いい話、思い出話しかしませんよ)、    


「パパはね、歴代のアルファのエンジンのスタート音の CDを居間でクラシック音楽を聴くかのように 目を閉じて、何度も何度も繰り返し聞いていらしたわよ。ホホホ」    


そういうパパですからね。


若い頃は、毎週末ドライブ、また、車好きの方々と集まって ツーリング、山を攻めたり、色々なところへいきました。 もちろん、車のミュージアムや、そういうエンスー向けの車が 置いてある中古車屋やヴィンテージカーショップめぐり、 オートバックスとかではない、シャレオツなカーアクセサリーが 置いてあるショップ、各ディーラー、ほんとよく巡ったもので。


新婚旅行も南仏でドライブ、レンタカーは確かフィアットの コンパクトカーでしたが、高速を走る車がすべてヨーロッパ車、 で、ほいほいフェラーリが走ってたり、あちらの高速のETCは 減速なしで突っ込めるので、それに興奮したり。。。


モナコでは、F-1モナコGPと同じコース(途中、ちょっと違うけど)を 何度も繰り返し辿り、例のトンネルや、ローズヘアピンで大騒ぎ。    


そんなお父さんとお母さんが、デートの帰りがけに、よく行った 車屋さんがあるんだよー、そこにはアルファがたくさん置いてるんだよーと 前々から言ってたんですけどね、なんかそんなに興味を示さなかったんですよ。


でね、 私も門前の小僧なんとやら、で、車に関しては、デザインの良さと 各車の癖みたいなのは、ちびっとくらいは知ってるので、一昨日、 息子と車の話をしていたんですよ。 で、ずいぶんと息子がネットでアルファのことを調べて、 詳しくなってきたので、 「あのお店いってみる?写真だけでも撮影したらいいじゃない」と 連れていってみたら。。。    


もーねー。モナコで運転してるお父さんと同じ反応。大騒ぎ。    


夜、いったんですけどね、まだお店あいていて、 エンジニアなのかオーナーなのか出てきてくれて。 小1時間、色々教わりました。 お買い得も紹介してもらって、お金に余裕が出来たら、 まだまだ先だけど、いつか乗りたいにゃー。 乗りたいのはミッションだけど、でもやはり、 いいものはいい。


ヴィンテージは車庫が無いと無理だけど、現行車でもいいや。 俺もすっかり欲しくなっちまって。。。      




これはジュリアスーパー




GT1300Jr.だっけか?




アルフェッタ、心底好きなモデルです。
でも、たぶん俺には手におえない、ヴィンテージだもん。




お買得の147ツインスパーク。
ひゃーーー!!!これまたド派手!!
因みに、これはハッチバックの4ドアなのですが、日本のコンパクトファミリーカーがこの形が多く、勘違いした人が購入したものの、かなりスポーティーな乗り方をしなければならない曲者で、また、町乗りに適していない部品がついてるタイプもあり、今、ちゅうこは値下がりしとるらしく。このシールはったオーナーは、わかってる方らしいけど、シールなかったら確かにパット見、ファミリーカーに見えるもんねー。


などと、ひとしきり、興奮して、さぁ帰りましょうかと。したら、何だか、今乗ってる車が


「いくら古女房っていっても、何もあたしの目の前で他の女をそんなに誉めなくてもいいじゃない。。。」

と、拗ねてるように見えまして、


帰りに息子と二人で洗車しますたー。ごめんねーーー!!

いやーーー、車、たのすぃーーー!!

さて、今週はお楽しみの出張だぜー!!