ひえー。金曜日からのまたもやのドカ雪、皆様、大丈夫でしょうか?私は金曜日は会社が4時に終わるとゆう、大変、社員を大事にしてくれる会社なので、早く帰路につけましたが、それでもやっぱり二時間半、家についた頃にはそーとー深くなってましたよ。
そんな夜は日本中の皆様も手に汗でみた男子スケート、フリースタイル、羽生、日本初の金メダル、史上最年少の王者、おめでとうございます!まさに、羽が生えてるようですね。皇帝プルシェンコが棄権、高橋選手のメダル圏外は残念でしたが、彼らが作った道を堂々と力強く歩いて羽ばたく羽生くんの金メダル、一人だけのものじゃないね。にしても、氷上の高橋選手は、ひとつの芸術でした。今までの彼の闘いの中で、最も抑えた振り付けだったけど、あれは、勢いがないだけに、ものすごく高度だったとおもいますた。日本の美意識が宿った演技でした。らぶ大輔。
さて、そんな寝不足の体で、昨日はアートスクール時代の友人たちと、目黒は八雲という高級住宅地にある料亭へ。
この大雪で交通網は混乱してるし、さてどーしたもんかと思ってましたが、幾人か自営でデザインしている友達も「もーーーー!息抜きしてえーーー!!」と、子育てに専念している友達も受験進学戦々恐々(皆出来る子供たちばかりなんだけど)で、このドカ雪にも関わらず、ものともせず「行くぞ。。。」と。
日頃は自分が企画や予約する役目ばかりなので、こうやって誰かが企画して予約してくださる遊びは、本当に気楽で感謝です(^人^)
で、駅からのしのしと雪をかきわけ、湖のようになった道を30分以上歩いて着いたところは、なんとまぁ、美しい和モダニズムな空間でしょう!
日本の美意識を形にする、研究家でありクリエーターのの緒方慎一郎氏がディレクションしたとゆう、出来た頃はメディアにはなかなか登場しなかった、八雲茶寮、夜のお席は紹介制で一般人はいけないのですが、お昼の懐石へ。
門構えからして、こんなんだもの。あぁ、日々の雑然から解き放たれます。
画像はお借りしました。
紅梅、白梅が蕾をたたえている雪景色の美しい和のお庭をのぞむメインダイニングもあり、開放的なつくり、我々はオープンキッチンのダイニングでした。
こちらの画像もお借りしました。
和菓子も予約制ですが有名です。
お玄関のあたりの待合。
明かりとりの天窓に雪が残って、陽光をさらに明るく。
こちらが私たちがお食事したダイニングです。固いものをあてたら、傷がついちゃうような、柔らかい生木のテーブル。
お箸も木製で加工がされておらず、でも、それぞれのお料理の味がお箸に染みて、味移りしないように、湿らせてあります。
さりげないおもてなしですね。
お手洗いのタオルホルダー。壁に四角いへこみにタオルが収納。
ほんとね、こうゆうデザイン、室礼(しつらい、調度品とか装飾のこと)をみていると、これはどこの何々を~ってゆう、「金、かけてまっせーーー。ほれっほれー」ってのがあからさまな、これでもかってんこ盛りな成金ご趣味の邸宅とか、センスの欠片もねぇなあとしか思えないよねぇ。もちろん、ワシは貧乏なんで、そんな邸宅に住める経済力はござーませんが、引きの、静の美しさ、侘びがわかる、趣味人、コノソアでありたいなぁと思うのであるよ。
こちらは茶室なのですが、テーブルに炉をきってあります。前にお寺の茶室をみたときに感じたのですが、和の窓の切り方そのものが、絵画的ですよね。お高い絵画を飾るより、窓を計算して庭をつくる、もしくは景色を計算して窓を切る、自然との配分を考え抜くデザインにため息。
でもって、雪汁ぶっしゃーで、和装していくつもりができず、はて?何を着ていこうか?そうだ!しまりすさんがconstructionして、かのvictoria's secret でangel(モデルさんのことよ)をつとめる、トップモデルさんも着ているニットが、一昨日届いたではないか!!そんでもって、これがまた、しまりすデザインのレザージャケットにあうのなんのって!!ということを発見して、嬉しくて!!
首からは、薄いピンクの星のモチーフのロングネックレスに、ETのペンダントヘッドがついたネックレスをダブルで。宇宙がここにあるのだー。オフホワイトのニットの裾には、コットン、花のアイレットのカットワークレースがあしらわらていて、うしろの身頃が長めにデザインされています。きゃわゆいでしょう?
では、次の記事では、お料理をご紹介。
八雲茶寮
http://yakumosaryo.jp/