クレドポーボーテギャラディナー3 | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
引き続き、メニューのご紹介。

次なるはお肉のメインディッシュ。






熊本産あか牛のアントルコート ロッシーニ風、キャベツのアンブーレ黒トリュフ添え


あか牛のアントルコート(リブコート)、焼いてその上にフォアグラが乗せてあります。でもって、ソースは黒トリュフ。何故にロッシーニ風っつうとですね、ロッシーニというフランスの著名な作曲家はあまりにトリュフが好きで、好き過ぎちゃって作曲家引退してトリュフのレストラン経営したから、トリュフ風味のものをロッシーニ風というそうです。横にあるキャベツも縮みキャベツでしたので、それほど食感も珍しくないし、わざわざ縮んどらんでも?と兼ねてからおもっていましたが、アンプーレ(バター煮)の味が、縮んだ部分に染み込んで、なるほど、コントラスト&コンチェルト、ロッシーニも喜んでるのだなと納得。


そんでもってね?お肉の共としてでてきた赤ワイン。これがなんと、ロマネ・コンティ。2004年もの。





1本百万円以上、一杯十万円くらいのものですが、勿論はじめてのロマネ・コンティでしたが、私はスゴく濃いのかなーと思い、また、その香りも経験したことない芳醇なもので、ついつい、いつもより多めに回してまーす、くらいにグラスをくるくる回しました。いやぁ、けっこう甘くて軽いけど、深みがある、色んな顔を持ってる赤ワインでした。ちなみにグラスを回すのは、これ、スワリングという行為ですが、何も「私はワインを知ってますよ?」のポーズではなく、空気と触れあうから酸化して香りを引き出すと共に、ワインの味に丸みが出るんですよ。我がビオワインの師匠から、赤ワインが不得意な私にと師事をうけたので飲みやすくなるようにまわしたのです。ワインって、デキャンタに入れたり、場合によっては蓋あけて3日くらいすると美味しく飲めることもある、ほんと面白い飲み物です。


さて、お次はデザート。









フレッシュな苺につめたサフランのパルフェ、苺のクーリと共に


パルフェとはアイスクリーム、苺の酸っぱさと甘いパルフェ、苺の上に透き通った飴の帽子をかぶっているので、甘さと酸っぱさのハーモニーが、お肉の後のお口に爽やか。



そして、デザート二品目(まだあったか!)。









ショコラのヴァリエーション、クレドポーボーテ


こちらのクレドポーボーテのロゴの蓋を割ると、中にパルフェやドライなフルーツ、ビスケットみたいなものが入って、様々な食感と味が。

共の飲み物がポートワイン。ポルトガルの港から出荷されるワインで、作る行程でブランデーを入れて酵母の働きを止める、したがって風味が保てる果実酒です。赤のポートワインは、ポルトガルの宝石と呼ばれてる有り難い飲み物です。


そして、コーヒー。あんど、Amuseがあれば、こちら。





ミニャルディーズ


Amuseは食前にでるもので、ミニャルディーズは、食後のお菓子です。マカロンやらありましたが、シュークリームが少し塩の味がして、コーヒーとことのほか、合いました。



そんな芸術のようなお料理をつくるシェフが、こちら。





オリヴィエ・シェニョン

かのピエール・ガルニエのシェフだった方で、いわゆるスターシェフです。ロオジェのキッチンには十七人のシェフがいらっしゃるそうですよ。十七人の侍ですねー。そんな十七人のtopをつとめる、エグゼクティブシェフ、大変気さくな方でした。


ディナーの間も生のジャズ、クレドポーボーテブランドマネージャーやリシェス編集長のスピーチがあり、また、そのマネージャーや編集長が1つ1つテーブルを回ってお話が出来て、すごく面白かったです。プチブルな方々は、出てきたお食事や出来上がった製品という結果だけにフォーカス、つまり刹那こそが楽しみ、刹那を積み重ねることが楽しいことでいらっしゃるでしょう。一方、私は、ブランドマネージャーや編集長とお話して、この企画がどのくらいの期間でプラニングされたのか、とか、当日サービスしてくださった方々が自社のスタッフなのか、はたまたイベント会社の人なのか、クレドポーボーテのチームは何人編成なのかだとか聞いて、同じ労働者としていたく親近感を持ってしまいました。プチブルと労働者のギャップは埋め難きものですが、そういった背景を楽しめることが私なりの豊かかなと。富に溢れてなくとも。なんて思うのは悔し紛れではないなーって、帰り、電車に揺られながら思いました。


今はクレド・バーユですが、たまにはクレドポーボーテにしよっと。リシェスも買います。ロオジェ目指して働きましょう。









ロオジェ

http://losier.shiseido.co.jp/


クレ・ド・ポー・ボーテ
http://www.cledepeau-beaute.com/jp/



リシェス
http://www.hearst.co.jp/ad/richesse