なにごとも力いっぱい! | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

さて。年末モードに突入して、頂上が見えつつある仕事です。

相変わらず忙しいのですが、忙しさに巻き込まれて人生楽しめないのは

もっとも損。なんのために仕事してるって、より楽しく遊ぶためじゃないですかー。



ってことで。


おまたせ。はい、お待ちかねの会社の忘年会。

つっても、うちの会社はYear End Partyってカッチョイイ呼び方しますがね。

社員会も、town hallですし。まぁ、アメリカの企業ですし、同業者の中でも

ちょっと特殊、独特な文化がある会社、社内は多国籍、多言語が飛び交い、

多文化、世界の最高教育機関、名だたる会社出身者(いや、ほんとオレ、

恥ずかしくなるほど、皆さん、すげえのよ)が集うこの会社、

会社のカラーがあるとしたら、ただ一つ言えるのは


「人が資産」


というのが、世界どこのオフィスをとっても、これがスタンダードなのです。


よって、会社のイベントはそりゃゴージャスでもあり、また皆がそれぞれ

協力して作り上げていくモノ。

でもって、このイヤーエンドのパーティは、最も力を入れるパーティなの。


と、聞いていて、わー楽しみだなーと思っていて、

社員だけじゃなく、その社員を支えている家族も皆、招待してくれるってんで、

息子を連れていきましたヨ。



ま、パーティの話は後で書きますが、まず、もう昼間っからですね、

会社にプロのメークアップアーティストさんが何人もきて、

女性のヘアメークしてくれるの。

これは嬉しいサービスだよ~。

で、何十人もやるわけだから、軽くやるのかな?なんて思っていたら、

いいえ!とにかく、私達はプロの集団ですし、プロの仕事をすることで

お金を頂いておるわけですので、メイクさんもプロの仕事をしてくれます。

メイクが終わると、もう皆さん、「誰?」状態。


オレもさ、「どんな感じのドレスですか?」って聞かれて、

「グリーンの光沢のあるミニワンピに、青と紺と紫の花柄のパンツでーす。

どんなメイクでもいいですが、クマとシミとアバタを隠してくだしゃーい」って

言ったらですね、


素敵なオネエのメイクさんが

モノも言わずに、なにやらのマシーンを出してきて、

顔にシューシューと。



これ、初めて見たんですが、エアーブラシみたいなマシーンなんですよ。

それを顔にふきつけるだけで、あぁら不思議!!

あっとゆうまにドーリーな陶器のような顔に!!!



ほんっきで驚いちゃったよ!



「これが私??」ってフザけながらも喜んでいたら、


オネエのお兄さんに


「あなた、メイク、もっとしっかりしなさいよ!すっごく綺麗よ?

薄メイクにはもったいないわ。ほんとぉに!!」



って。

おぉ、そうか!オレ、薄化粧だったんだー!!



オネエマン、目もさることながら、眉、かなり濃く描いてたね。

あと、ツケマもしてくれて、髪の毛もガンガン逆毛たてて。。。



ひゃー!ドラァグクィーン???



どーん(たれ目)



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厚化粧!!



でさ、これで仕事続けていたら、

皆さん、お世辞がお上手~。


お?綺麗だねー。

Beautiful! Sexy!


たくさん褒めてもらって、上機嫌。


オレって美人かよー?って舞い上がって仕事しとったよ。

ってか、普段、鬼の形相で仕事してて(しかも薄化粧らしい)、

こんだけ厚化粧したら、気働きがする方々なら

リップサービスするわな。スルーはしねえよな。



ま、そんな感じで。


この日ばっかりは残業無し、

息子に会社まできてもらって

バスをチャーターしてるので、

パーティ会場まで揺られてゆくだけ。



そして、パーティ会場はとゆうと?



おぉ!ゴージャスじゃねぇか。


ザ・ペニンシュラ東京~(どんどんどーん)



メインダイニング ピーター@24階~(ぱんぱんぱーん)




かーしーきーりー、ですよ。



まぁ、人数からいって、一角を借りるワケにもいかないだろうけど。

香港のペニンシュラはいったことあるけど、日本に出来たのは

きたことなかったヨ。



でさ、このメインダイニング、24階にあって、

パーティルームの個室を

託児室に仕立てて、シッターさん何十人ときてもらって、

何だかものすごい夜景を見ながらの、託児風景なワケ。

それがめっちゃ笑える光景。




カクテルは、トップエグゼクティブの方々の名前をつけた

スペシャルカクテル、○○は甘すぎる、とか、○△はスッキリした味わいだとか、

普段、お偉い人々を、カクテルに見立てて、平社員が辛口評論。



普段はフレンチのダイニングらしいけど、

ブフェ~はコンチネンタルな色々な食材で、パスタやお寿司もあり。

でも、やっぱりどのお料理もソースが工夫があって、美味しかった!

特にデザートは絶品。



もう色々な人と談笑して、写真撮るヒマもなし(っつかカメラマンも

ビデオカメラマンもいたし)。

まぁ、ペニンシュラのウェブサイトを見て想像してくれ。




ほんでもって、談笑も途切れ途切れになるような

ダンスショーもあり。それが我々社員の選抜ダンスチームなんですが、

これまたねぇ、皆さん、恐ろしく忙しい中、

プロの先生について、何週間も土日もレッスンした成果なので、

上手だし、笑えるし、素人じゃなくなってるんですよー。

ダシモノはチアガール、レディガガ、モモクロ、オッパカンナムスタイルだったのですが、

衣装も特注ですよ??東急ハンズの吊るしじゃないんですよ。

おいおい、どんだけ仕込むんですか?



それから、パーティ前にやった心理テストの結果で、

世界が誇る企業診断の第一人者らしいうちの会社が診断した、

性格診断の発表とかね。

これも笑えたよ。


「そうでもないのに、自分のことすごいカッコイイ(美人)と思ってるナンバー1は?」とかね。



オレじゃないよ?



オレは、「肉食動物系と認知されてるけど、実は性格は草食系」だったよ。

ほれ。捕って食わねえから、もっと近寄れ、オマエラ。





司会もね、普段からプレゼンで鍛えられているので、素晴らしいし。

どっかの司会のプロを雇うより、全然上手なんだものー。

英日両方でやってくれるし。



まぁ、会社のパーティですから、内輪ウケにゃ違いないんですけどね。



ドレスはさぁ、オイラはブルーや深緑のパンツスタイルのドレスに、

エメラルド系のアンティークのアクセサリー(アンティークは味があっていいよね)、

曽祖母譲りのセーブルのショールを引っかけてたんだけど、

まぁ、皆様も華やか華やか。



男性はタキシードもあり、フォーマルな人が多かったな。

女性は、イブニングドレスあり、和服あり、ミニあり、羽あり、キッラキラでしたよ。

奥様もたくさんいらしていて、そりゃぁもう、ファインジュエリー博覧会かと思ったよ。

アカデミー賞会場つってもいいくらい。

胸をギリまで露出している女性もいたけど、不思議と品は崩れてなかったなぁ。

胸の谷間とか出すと、ヘアスタイルやお化粧は当然、表情や身のこなしを気をつけないと

単なる下品で色ボケした女になり下がるけど、

なんだか感心するほど、上品な女性だったなぁ。



というかね、ドメドメの忘年会っぽい、赤ら顔のオッサンとか

男にしなだれかかったりする女とかね、足腰立たなくなるまで飲む若者とかね、

職場で言えない、下品なジョークやノリ、そーゆうのがない忘年会、楽しいですねー。

仕事、頑張ろう、会社ありがとうって気持ちになるよ。



うーん、オラも来年はイブニングにしようかな~。

ロングドレス着るまでもないかなと思ったけど、フォーマルしても変ではないみたーい。



で、一次会が終わり、丸の内の目抜き通りであるイルミネーション美しい

仲通りをあるいて、二次会のとあるキュイジーヌへ。

ここでクイズに出なきゃならず、やだー、ハーバード、コロンビア、オックスフォード、

スタンフォード、MITな方々と戦うクイズですよ?どうしろってんですか??

とか思いつつ、ギャーギャー騒いで楽しかった!


しかしながら、おばちゃん、慣れないヒール(12cm)に

足がどうにもこうにも痛くなってきたし、シンデレラタイムも近づいていたし、

息子もいるしってことで、とっととガラスの馬車(タクシー)に乗って帰りましたわ。

他の皆は、オールしたんだろうなぁ。

来年は息子を置いて、ロングドレスでオールしたろー。



いやー。とにかく、up or out(偉くなるか、出ていくか)って世界で、

たいっへん厳しい会社ですが、遊びも ぱねぇ っすわ!



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トイレで地鶏。
なんかわかりづらいかしらね?




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ショートヘアですが、羽とかカメリアのお花とか

つけて頑張ったのですわ。