穴という穴から | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!

ほひー。
さっき、バイク便を依頼して、集荷のお兄さんが
送付状に色々書き込むのに、私の前にひざまずいて書いていたら、
通りがかりに見た人に、後から「土下座させてるのかと思いました!」って
言われました。
オレ、どんなキャラだと思われてるんだ?




おや?
「R2-D2との再会」という記事が2つあがっちゃってるのね?
でも、コメントが両方の記事に入っているので、
この双子記事、両方とも生かしますね。




この双子記事にもある、我がアホブログを愛読してくださった方々、
お話を伺いましたら、それは結構長い間、お読みいただいていたという。




中でも、国の違い、戦争、差別について、私が思うことについて書いた
「2 men of the earth」に心に残ったとかで。


http://ameblo.jp/hannabanana/entry-10656850191.html




この記事を書いて以来、ちょうど2年たちますが、
今、読み返しても、同じ気持ちですね。
昨今の韓国や中国との間における領有権に関する摩擦、
世間ではさまざまな反応が見られていますが、
私の捉え方は、政治は感情的なモノではない、
もっとドライなもの。


国体、国の強さであり、第一次、第二次世界大戦は
武力を持っての戦いで、国の強さを表しましたが
21世紀は経済的な駆け引きが、武力に取って変わっていると思います。
それに振り回される一般市民、相手の国を憎む気持ちになるのも
無理ないかと思いますが、実際にどうするべきかって
鎖国するワケにはいかないでしょ。
江戸時代の鎖国だって、限定されているだけで、
開港している港では、海外との取引はやっていたんだから。




また、日本という国を2000年の単位で見てみれば、
海外の文化を取り入れて、自国風に上手に変えていったものが
オリジナルとなっていることが多いんですよ>
そんなことない!!とか否定するより、
そういう知恵にあふれた歴史を持つことを誇りに思えばいい、
そして、今の仕事に、生活に、考え方に反映していけばいいと
思うのですが。



そしてね、何をもって自分の血が日本人だと証するのか。

私もアナタも、どこかで外国の血が入っているかもしれない。

ご先祖が日本で、または外国で暮らしていたかもしれない。

差別されたかもしれないし、温かく迎え入れられた一生だったかもしれない。



自分の国の権利を主張し、それを侵害したことを
人種差別的な感情論で語る切り口は、「私は」は古いと思います。
ヨーロッパや地続きの大陸は、領有権の主張や侵害は
歴史始まって以来、日常茶飯事のことだということでしょう。
日本が島国で、こういう経験にさらされることが
大陸の国に比べて、とても少なかったから、そういう反応が出るかもしれません。




そして、人種差別を語る時、また他の人種への好意を表す時、
まず、日本人という存在を一番高位において語ることも、
私は違和感を感じて、「何様だよ~」と力ない笑いが漏れます。




とまぁ、先日、「尻馬考」という記事で、濃く書いたので
終わりにしますが、こういう記事に感動してくださって、長年、
読者でいてくださったこと、本当に嬉しかったのです。



また、こんなこともありました。


まったく別なブロ友さんが


「華子の文章で勇気つけられたり、共感したり、嬉しく思ったり、
納得したりしている人間は、何十人も、何百人もいるんだよ!
沢山の人達が、華子からパワーをもらってるから、
沢山のいい読者に目を向けて、これから記事を書いてね!」



って、メッセージを下さって。
オラ、もう穴という穴から、液体を垂らしたね。



でもって、このメッセを頂いてから、10日もしないうちに、
昨日の記事に書いた

長きにわたる読者さんと、顔本で、よりリアルに近い出会いが生まれて、
あぁ、このブロ友さんが伝えてくれたこと、本当になったぁと
さらに、穴という穴から、ドバドバと液体を垂らしまくりました。




いっつも思うんだけどさ、
こういう風に
私のブログを温かく見守って下さったり、
励ましと愛のメッセやコメントを下さったり、




これはさ、
「私がすごい人なんだ。特別なんだ。」って
ことの証明じゃないんだよネ。




こういう事を誰かに伝えられる人こそが素晴らしいんだ、
こういう事を思う心根を持っている人こそが、
特別なんだって、思うんですよ。




そういうことを思い、周りの方々へ、あらためて
感謝を表明せずにはいられず。




おありがとうごぜいます。




そして、ウソはつかないけれど、喜怒哀楽に正直で、
不出来で未熟なワタクシですが
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。