無駄な抵抗をやめろ！オマエラは包囲されている！
今朝は息子の部活で五時半に起き、カラッと唐揚げ、甘い甘い玉子焼き、枝豆とコチュジャンをまぜた焼おにぎり(マジで旨い)をこさえ、夏らしく籠細工のお弁当箱に。三連休なので、余裕の母っぷり。息子が出掛けてから、豚のように二度寝して(寝たのかよ？)、先程、もうすぐ梅雨明けの空でも見ようかと、ベランダに出て
「おはよう、小鳥さん♪」
と、白雪姫のように鈴の鳴るような声であいさつ。
ん？
んん？
何か３時の方向に異物が？
ガーン！
蜂の巣！
慌ててアッパッパー(うちは夏はパジャマじゃなく、アッパッパーです)の裾をからげて、犬を追い立て家に飛び込み。
そーっと見てみたら、みつばちやら足長蜂やらのチンピラではなく、
スズメバチ！
いきなり組長レベル？組事務所をせっせと建設中。
瞬間、「アタクシのバルコニーを何だと思ってるの？(ベランダだってば)」と、キンチョールを手に取るも、「待てよ？ここで急いて、返り討ちにあうのが俺だけならまだしも、家族にまで及んだら？」と、慌ててアッパッパーのまま、管理人さんのところへ駆け付けたら、やはりスズメバチ組には、一人で立ち向かってはいかんと。ヤツラは、偶然、森の中で出会った通りすがりの人までも殺るような荒くれ集団、そんなヤツラにお嬢さんの命をくれてやるこたぁねえと。
世の中にはスズメバチ組と抗争を繰返し、連戦連勝のスナイパー集団がいるから、彼らに頼めと。
で、その優秀なスナイパー集団に連絡を取るべく、タウンページで探し(スナイパーですが、連絡先は電話帳にのってます)、「シマが荒らされる前に殺っちまって下さい」と依頼。後程、うちのベランダで血を血で洗う殺戮劇が繰り広げられようとしています。
皆様、チンピラ蜂は自分で駆除してもいいらしいけど、スズメバチは自分でやっちゃダメなり。チンピラ蜂は動きが鈍いが、スズメバチは敵や獲物に向かうスピードは目にも止まらないほど速く、また市販の殺虫剤は嫌がらせ程度にしかきかず、仲間を呼び集めるから、とにかく、そーっとして、スナイパーに頼むべし、らしいです。
ちょっとでも居心地悪くしてやろうと、仕掛けた蚊取り線香、慌てて引き上げてきましたよ。
でも、スズメバチの駆除費用、高いのね？何万円だよ？
クソー、刺されるのも痛いが(俺は蜜蜂につむじを刺されて高熱を出したことがある)、財布も痛いよ～。