連休の間、友人()の結婚披露宴に招待されました。
場所は、表参道から六本木通りの方に歩いて10分くらいの
閑静な場所にある、とても素敵なレストラン、サイタブリア 。
落ち着いた大人の雰囲気のある、フレンチレストランで、
お料理もワインもおいしくいただきました。
結婚をしたカップルは、新婦は妙齢の日本人、新郎は
それよりも少し年上のアメリカ人。出会いは勤務先だそうで、
何年もNYと東京という遠距離恋愛の末に、ご一緒になった
そうです。
若いカップルの結婚式ならではの、「あぁ、この可愛らしい
カップル、頑張って!」という、親ではないのに親心を持って
しまうような披露宴も大好きですが、大人のウェディングの
良さをしみじみ感じたパーティでした。
何が良かったかというと、お二方の最後のスピーチの言葉に
凝縮されています。それをご紹介いたしましょう。
まず新婦
「今回のパーティは、西洋と東洋の融合をテーマにしています。
お料理も、ウェルカムカード(席次がウェルカムカードになって
いました)のデザインも、お花も、全て西洋のものと東洋のものを
混ぜて使いました。何故なら、私達はアメリカ人と日本人の
カップルなので、お互いの文化の良い所を認め合って、これから
一緒に人生を歩んでいきたいと思っているからです。」
そう。結婚って、お互いの良い所を認めて、見つめ合って、
毎日を過ごした方が、お互いに快適なんですよね。ついつい
お互いの違いに目が行き、ちょっとご機嫌斜めな日に、その違いを
チクリと攻撃したりして、いやぁ~な気分になっちゃう、夫婦の
すれ違いが始まってしまう。。。
国籍が同じであろうと、お互い、違う環境の中で育ってきた同士が
一緒に生活をするってこと、それはお互いの違いを認め合うことが
大切。
そして新郎のスピーチ
「僕は、彼女が幸せそうに笑う顔が大好きです。彼女が笑うと
僕は心が溶けそうになります。だから僕は彼女を毎日
笑わせるように心がけて、これからの人生を歩みたいです。
彼女の笑顔が僕の幸せだから」
ハート、撃たれましたね~。それこそ文化の違いもあるでしょうが、
こんなダイレクトな宣言、言えそうで言えないのでは?
そして、こういうシンプルな心持ちが、パートナーシップには
とても大切だと思います。
結婚をする・しない、恋人がいる・いないで幸せの基準が
決まるのではなく、パートナーを理解する姿勢、自分と
パートナーがどうやったら双方幸せになるかを考える姿勢、
そういう姿勢を持つ人が、幸せなんだナと実感し、
心の視界が広がった、そんな一日でした。
ありがとう、Yuriko & William
今日の写真は、上の話とは関係ないけど、息子がどうしても
ブログに協力したい、と申し出て、マイ・ブームのガンダムの
プラモの写真を提供。これも「愛」だ。