JALはワンワールドのアメリカン航空(AA)対して、ANAはスターアライアンスのユナイテッド航空(UA)シンガポール航空(SIA)がパートナーです。
共同運航・共同事業とは事業提携より強力に感じますが、航空会社が一体になるわけではなく同じ会社のフライトのように使える事になります。
今までのコードシェアと同じように思えるが全く違います。
コードシェアの場合は運航を決めるのはあくまで運航する会社であり、コードシェアした相手は座席の一部を販売する販売代理みたいな方法である。
なのでアメリカ便でANAとUAが10分違いで出発するという事があったりします。とても不経済で顧客にとっても不便ですね。
これが4月からはエアライン同士で話合で運航ダイヤを事前に調整する事により時間差を設けて顧客が便利に利用できる事になります。
それが可能になったのは、日米のオープンスカイ(航空自由化)の決定で実現が可能になりました。
全体で無駄をなくしアライアンス内の体力強化が狙いであり、アライアンス同士の競争を促進させる狙いという事です。
では、何が私たち利用者にとっていい制度かというと・・・
コードシェアの場合は販売代理の為に安い料金のPEX運賃(1)は利用できません。
しかし、共同事業は最安値(PEX運賃)の料金を利用できるという事になります。下記の図が分かりやすいと思います。


いままでは、その時その時で料金が倍や三倍の場合もありましたが、それがPEX運賃を同じアライアンスであれば安い利用金が適用になります。
往路はANAで、復路はUAという事もPEX運賃で可能になる。渡航先での滞在時間も長くできる事が可能になります。
後はマイレージも大きな差が生まれてきます。日系の航空会社と米系航空会社では本来考え方が違うので注意が必要です。
私の場合は日系航空会社でマイルを貯めているので、PEX運賃では70%しか貯まりません。
しかし、米系航空会社でマイルを貯めるとすると100%マイルが貯まります。
例えば、UAのマイルで貯めるとするとANAのPEX運賃で利用するとUAの規定で100%のマイルが貯まります。
マイルの事だけを考えるとマイルを貯めるにはUAで貯めた方がいいと思います。
ただ、私のように札幌に住んでいるとUAの共同運航での便はかなり少なく日系以外は使いずらいとなってしまいます。
1.PEX運賃・・・普通運賃(ノーマル運賃)に比べ、有効期間や必要旅行日数、途中降機回数等に制限をつけることで運賃を下げている。