柴犬は本来、頼れるボス(飼い主)に服従したい。 | 飯高山荘のブログ

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犬の気持ちが分かれば、(犬の習性や本能を知る)犬を理解することによって、接し方もかなりの「角度」で変わります。

「たたいて叱る」「大声で叱責する」という方法は、じつに何の効果も持たないどころか、逆に犬をもっと‘人間不信‘に陥らせてしまう原因にもつながってしまいます。

なぜそうなってしまったのか?。「叱る」という行為にいたらなければならない結果を生んだのは、犬ではありません。ほかならぬ飼い主であるあなた自身なのです。

「あなたが犬に甘えてしまったのではありませんか?
柴犬は、順応性の高い動物ですから。甘えていい、あるいは自分がボスだと思う状態に置かれば、必ず自分勝手なわがままな犬になってしまうのです」

犬は本来、頼れるボスに服従することを求めています。尊敬できるリーダーを求めているのです。
犬がリーダーになれるのは、狼だった祖先の話し、自分から狩りをして生きていた頃のことです。
秩序を重んじる犬は、何が何でも自らトップにおどり出たいとは思はない動物です。常に秩序のなかで生きようとする本能を持っています。
自分より強いボスがいれば、頼り、安心します。ボスになったらそのときは、群れを守り、そのためにすべきことをするのです。

「人に飛びついて困る・・・」
「人に吠えて困る・・・」
それはすべて、ボスである犬の群れを守ろうとしている行為。それがいけないことであると叱るのは、犬にしてみれば不条理なことなのです。

飼い主がリーダーシップを発揮すること。それが一番、犬にとっては快適な状態なのです。
「かわいそう・・・」という発想は、じつは飼い主の勝手な思い込みに過ぎません。
犬と共に快適な、‘一緒‘の暮らしを実現するには、飼い主がリーダーになることです。

リーダーになるためもっとも最適な方法は!
「リーダーウォーク」です。
スタート・・リードは常にたるませて、犬とは目線を合わさず、完全無視で行うこと。しゃべりかけるのもダメ。
?犬が前へ出ようとしたら、 ?クルリと向きを変え、逆方向へ、 ?また前へ出ようとしたら違う方向へ。人の好き勝手に歩く (色々な人がやってもらうと効果的) 

犬が行こうとする方向に逆らって歩きます。これは人間が方向をかえたときにリードが一瞬張って、犬は首に‘不快感‘を覚え、人に従ってくるようになります。何人でも交代して行うのが効果的です。