柴犬の飼い主は、犬より上位でなければならない! | 飯高山荘のブログ

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柴犬の飼い主は、犬より上位でなければならない!

しつけのいい犬は飼い主の憧れです。ご近所にそんな犬がいると、我が家の犬との差が嫌でも気になりますね。
そこで、自分の飼い方を反省してみたりすればいいのですが、ほとんどが、責任を犬に転嫁してしまいます。
「うちの子は血統が良くないから、お行儀が悪いのも無理ないかも・・・」
「気が荒いのは性格じゃ直しようがないは・・・」

世の中に血統でお行儀が悪い犬も、性格が直らない犬も一匹もいません。

吠える、飛びつく、引っ張る、かみつく・・・などなど、 しつけができていないとされる行動、問題行動のすべては、飼い主にその原因があります。
犬が飼い主のいうことをちっともきかず、勝手な行動をするのは、自分の優位性を誇示したいがためです。
「飼い主より自分の方がえらい」
そう決めてかかっていれば、勝手なこと、生意気なこと、悪いことをするわけです。だからといって、それは血統的な問題でも性格的な問題でもありません。飼い主が犬に対する日頃の態度がそうさせているのです。

かわいいから、ああもしてあげたい、こうもしてあげた。かわいそうだから、こんなことはさせられない。犬を精一杯思う気持ちが、犬に無条件に尽くすことにつながっていきます。典型的な飼い主の従属者症候群です。

こうなると、犬は自分の優位性に一点の疑いも持たなくなります。優位のもと、上位あるものに、下位のものが尽くすのは犬の社会のルールですから、下位の飼い主が自分に命令するなどルールからありえないことなのです。

犬の感覚では、上位のものに下位のものがあれこれ指図するほうが間違っているのです。
こんな状態から脱するには、飼い主が従属者症候群から抜け出すしかありません。ここは意識改革をはかり、下剋上作戦に打って出ましょう。

買い物から帰って、犬の機嫌とるため、いつもおやつ、食べ物を与えると、ボクは上位だからえらいぞ~と勘違いして飼い主のいうことをきかず勝手な行動をとるようになります。