ユートピア食。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

#63

ラーメン山岡家 東雁来店

札幌市東区東雁来7条1丁目4-32

 

ファストフードの世界はコストダウンと賃上げという矛盾した大命題をなんとかやりくりしようと苦戦しているわけです。

せめて昼時もしくは食を楽しむ場はユートピアであって欲しいものですが、「ディストピア飯」と捉えられる食もあるようです。

なんとも味気なく感じます。そういや、内地にいるボンズの朝食はカロリーメイトとプロテイン的な・・・(汗)

そりゃ、カロリーやらビタミンやらバランス栄養食といった意味でいけば、肉体を維持するためには十分なんだろうけどね。

 

そんなわけで、この期間限定はお気に入り。

和節とんこつ醤油ラーメン。(オーメ・ヤワメ)

山岡家さんの凄いところの一つは、セントラルキッチンでスープやらチャーシューを作っていないところ。(そのお店で作っている)

24時間営業のなせる技。すべて、そのお店でトンコツスープをコトコト。

もちろん、お店によってガツン度はビミョーに・・・(個人的な感想です)

今でも「大阪王将」のギョウザ?(ググったら2013年にエリアフランチャイズ契約を解消とある。)まあいいんですけど。美味しいです。

少し細め。小麦粉感を感じる麺。

いいアブラの照り。

魚粉。

途中にも締めにも白いごはんに似合う醤油味。

 

お金を払うんなら、どうでもいいわけじゃない手作り感。

大した高いお金を払いたくもなく、とは云え美味しいものを食べたい。欲望の乖離。

 

多少アブラギッシュな床であろうと、ヤマチャンはいつまでもユートピア食であってい続けてほしいものです。