身の置きどころ。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。

#58

ラーメンの味龍

札幌市東区東苗穂7条3丁目6−3

 

いいですよね~。頼んでもいないのにネギマシ風な一杯。

 

暇つぶしみたいな!?でも無いのですが、少しは人の御役に立てればと思いつつ向かう職場の昼時、恰幅の良い生保のセールス(昔)レディー(「本場所の結果は・・・?」と聞いたら寄り切られそうです。失礼。(汗))

そんな方が、最初のターゲットのアンチャンにいろんな角度から近寄ろう、情報を引き出そうとセールストーク。

良く教育されている。

 

一通りアンチャンへのセールストークは終わり、「お邪魔しました~」と帰るのかと思っていたら、次のターゲットは暇そうな自分(オレ)。!?

「あのね。見た通りオッサンだから、今は生命保険という”金融商品”は断捨離したいくらいなわけで、今更生保には入る気が無いので他の方に営業仕掛けたほうがいいよ。」

「生保を金融商品って言う辺りが・・・勉強されているんですね。」

 

「その時は、なんとなく興味があったし、金融商品全般の事知りたかったからFP(3級(笑))の過去問読んでみて、預貯金・保険・投信・株・怪しげなビットコイン等など、上っ面だけざっくりとした仕組みはわかった様な気でいるんだよね。」

 

と言ってもくじけない。会話を保ちたい様子。

 

「昔、営業マンだったから頑張る気持ちもわかるよ。」

などと言ってしまったのが運の尽き。

「それじゃ、こちらのアンケートに・・・。」

「わかった。書くとそれでボーナスポイントアップみたいな・・・。それにも件数ノルマ?」

「あ・・・ハイ。」(^_^;)

 

「じゃいいよ。書いてあげる。」

 

現実的にはいないけど、もしかしてだけど自分の娘らしきトシゴロの・・・な女性がいたとしたら。と思う馬鹿ですね。

 

ざっくりですが、営業マンって基本、少しだけペテン師ですからそんなやり取りも楽しかったりします。

 

ラーメンでした。

ペテンの無い昭和のラーメンです。

 

もしかしてだけど、カウンターの向こうの母さんが「いつもありがとうね。また来てね。」などと来客の皆様すべてに声掛けしているかもしれないのに、こちらがアリガトネ。と思ってしまうあたりは、まだまだ、人と人との駆け引きを熟知していないというのか・・・素直に受け止め無い自分がよろしくないのか・・・母さんが上手というのか・・・

 

身の心の置きどころを何処に求めてよいのかわかりゃしませんが、それはそれとして、Tシャツで初夏に味わうサッポロラーメも美味いもんです。