かに料理専門店 かに太郎
白老郡白老町竹浦116
先日とある方の書き込みで「今でも営業している。」といった情報を知ったもので、気になったんだからしょうがない。
前回お伺いしたのが数十年前なものですから、当時の店の様子やら"かにめし"の仕様や味とか覚えているわけはありませんが、たどり着けば。
ウへっ。趣味の部屋?
ググると昭和43年創業。マジカ。ざっくりと電卓を叩けば55年。半世紀!!!
思えば物心ついた昭和のころは、このストリートは何時でもカニ祭りどこのドライブインやら定食屋でもとにかく安価にカニ(毛ガニ)をふるまっていたような気がします。
その後しばらくして、オトナの階段を上りシゴトでこの界隈を通る事も定番であったので、数回食べましたよ。
ここ数年は通りすがることも少なく、廃墟のような景観を目にすると「もうやめちゃったのかな。」と勝手に思っていました。
えっ!?
今でもやってる???
今日はヒジキの味噌汁。
始まりがあれば終わりがある。
この廃墟感。
栄枯盛衰は世の習い。
この辺の毛ガニはどこに行っちゃったんでしょうね。
確か、7月半ばには漁期のはずです。
全く関係ありませんが、名もなき滝です。
道内でも豪雨地帯の「白老町森野」の向こう(伊達市大滝区)との境目付近にある滝。
しばし眺めていると、山菜取りの父さんが近寄ってきて
「いい滝だと思うべ。」
「凄いですよね、ここからの一滴が大きな川になるんですものね。」
「だべ。次は秋に来るといいよ。なまら綺麗だから。」
「あんた、良い人だな。」
「・・・、そんなに良い人じゃないんですが。」(;'∀')
近い将来無くなるだろうお店。
これからも変わらず水を供給する滝。
忘れさられるだろう昭和ノスタルジー。美空ひばりさん、石原慎太郎さんもお亡くなりになり・・・そんな記憶を確かめておくことも、オッサンの務めなのかもしれません。
今時、味噌汁付きの500円の"かにめし"。
いろんな思いが足ささるとけっこう美味しかったです。
歴史の証人になったような気がします。(笑)