効率。 | ゆるくないべさ Vol.2

ゆるくないべさ Vol.2

「この道を行けばどうなるもの・・・」でもないんです。行けばわかるさ。ただのヨタ話。


そば哲 遠浅店
勇払郡安平町遠浅594

某ディスカウントストアじゃ、セルフレジを全面的に導入するらしいじゃないですか。そうでなくっても、多くのスーパーのレジの風景は、パートのおばちゃんが買い物かごの中身を一つずつバーコードリーダーを通し、お会計になると、お客さんから渡されたお金をレジに投入します。するってーと、レジは頭がいいもので、お釣りを間違わずジャジャジャと出てきた小銭を手渡し。自販機の番人みたいなもんでしょ。(;^_^A



安いものへの欲求はとどまることを知らないわけで、いいふりこきのがんべたかりですが、スマホは格安SIM、クルマは軽と安物買いであることも間違いはないんですが・・・


消費者が安いものを求める→求めに応じて安く売る努力をする→生産性向上、効率化のため機械を導入→ヒトの労働が少なくってすむ→雇用が減るもしくは労働賃金が減る(多くは企業の内部留保へ)→(職場を離れれば消費者です)懐に入るお金が少ないので安い商品が欲しい

なんというスパイラルでしょう。



もりそば 800円 そばゴハン 200円 リッチに1000円

兎にも角にも、効率化と安売り。結局は自分で自分を消費している消耗戦なのかもしれません。

どんな世界も職人さんって、かなりの工程を自分で作るでしょう。分業しないし、機械化しないから、効率悪いんだよね。でもいいんだよね。いいからそれなりの値段もするんだよ。

イングランドで始まった産業革命はお金という付加価値を生み出したかもしれないけれど、ココロの貧困も生み出したんでないのかな。罪なものです。

そんな面倒くさいことは考えずに、ここの蕎麦旨いです。