ショートショート「謙遜」
佐藤「日本人は、たとえできたとしても、
それを、言わないで謙遜するものですが、
別にそうでもないのかな?と、
最近思っているのですよ。」
上司「どうして、そう思ったのかね?」
佐藤「たとえば、あの人のよさそうなAさんが
この間会議で、こう発言したんですよ。」
上司「ほうどんな?」
佐藤「”技術者は技術を売りたいがために
お客さんにアピールすることがあるが、
必ずしもお客さんがそれは求めていないときがある”と、
発言され、そのあとドヤ顔ですよ。
もう、どうだ参ったか?のごとくドヤ顔ですよ。」
上司「それは仕方がないのじゃないか?
人間だれしもどこかで
”おれは役に立っている、おれは仕事ができる”と、
思っていなければ仕事を続けていないだろう
特に、長く続けていればそれは当然だろう。」
佐藤「この間も、他の上司がコアな技術を解説した後、」
ドヤ顔ですよ」
上司「君はただドヤ顔が許せないだけじゃないのかね!」