禅タロット 『マスター』のカード
ここで、私はあることを言いたい。これは私が生涯にわたって秘密にしてきたことだ。私はいつも、誰のマスターにもなりたくないと思っていた。
……マスターであるということは、ひじょうに奇妙な仕事だ。
ハートに関することを議論と論拠、合理性、哲学によって人びとに納得させなければならない。
頭の働き(マインド)をハートの召使として使わなければならない。
マスターのワークは、あなたの全エネルギーがハートへと入っていくように、あなたからマインドを取り去ることだ。
要点がわかるかね?
「マスター」という言葉は、弟子、信奉者という発想を生み出す。
弟子、信奉者がいなければ、どうしてマスターがありうるかね? だが、
「マスター」という言葉のスピリチュアルな意味は、自分自身をマスターするということだ。
それはどんな信奉とも関係ない。群集に依存してはいないのだ。マスターはただ独りでいられる。
私が話している「新しい人間」は、自分自身のマスターになる。
Osho
解説:
禅のマスターは他者に対するマスターではなく、自分自身のマスターです。―そして、自分をマスターしているというそのことが、彼のあらゆる仕草とひとことひとことに反映しています。彼は伝える教義を持っている教師でもなければ、神と直接的なつながりを持っている超自然的な使者でもなく、まさに人間ひとりひとりの内側に潜んでいるもっとも高い可能性の生きた証となった人なのです。
弟子は、マスターの眼のなかに自分自身の真理が映し出されていることに気づきます。マスターの静寂に満ちた臨在のなかで、弟子はもっと楽に自分自身の実存の静寂へと落ちていくことができます。マスターのまわりに自然に形成される探求者たちのコミュニティーは、ユニークな個人それぞれが自分自身の内なる光を見いだすのを支えてくれるエネルギー・フィールドになります。いったんその光が見つかったら、外側のマスターは触媒、内なるものの目覚めを喚起する仕掛けにすぎなかったことを弟子は理解するようになります。
自分自身もスタンスもそうだし、カウンセリングをする時のスタンスもやっぱり同じなんですね (^^)
『あなたの全エネルギーがハートへと入っていくように、あなたからマインドを取り去ることだ。』
今の状態→ノーシングネス→マインドフルネスの状態
へと移行できるように 私はサポートするだけ
それが 私のカウンセリングのやりかたなんですね (^^)
人は無意識ながらも心の中に色んなクセが着いているんですね
それが自分を構成しているものの正体で、喜ばせもするし、苦しめてもいるんです
染み付いたクセはね、なかなか抜けないですよ
自分を責めたり、自信を無くしたり、悲しい思いで自分を満たすことはないんです
何度だってね 軌道修正をすれば好いんです
気長にいきましょう (^^)
みんなの守護者はね、本当にみんなの幸せを望んでいてね、お手伝いをしたくてウズウズしているんです
私はその声が聞こえちゃう(笑)し、守護者も私の声を聞いてくれるので 私はね、お願いしちゃうんです
だから、私は自信を持ってあなたに「大丈夫だよ」っていえるんですね (^^)
深呼吸をして振り返ってごらん、あの時よりも良くなっている自分に気がつけるから (^^) ね? そうでしょ? これからも気長に行こうよ
心を込めて