4日の朝 オフ会に参加する為 新幹線にのって大阪へ向かっていた
のぞみに乗るのは人生で3度目・・1度目は高校の時の修学旅行、 2度目は11年前の4月 桜の季節
前世からの縁のあった彼、Oのお父様が急性白血病で亡くなられて1年、喪が明けたのを機にハワイに旅行に行く予定だった
(中断していた結婚の話を進めていた)
忙しくなる前の独身時代最後の記念の旅行になるはずだった
3月7日
Oから電話があった
「お互いに色々考え直そう」
ーー霊聴とヴィジョンーー
「まっちゃん、一生結婚なんかしないで、二人で依存しあって生きていきましょう!」
彼のお母さん(前世での彼の妻)の声が頭に・胸に響いた
目の前が真っ暗になった
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「別れたいってこと?」
「ちがう別れたいんじゃない・・時間が欲しい」
「嫌いに成ったんじゃない 待っていて欲しいとは言えない」
彼は理由を言わなかった
その夜、親友の康雄くんから久しぶりに電話がかかってきた
「誕生日おめでとう・・あれ?彼氏とデートじゃないの?」
「たぶん終わりだと思う。」
そう言葉にするのが精一杯だった
「休みの間大阪くるか?」
「 俺休みとるよ 色んなところに連れて行ってやる」
「 今は何も言わなくていいけど、一人で家に居るのは良くないよ」
何も告げないで逃げた人・・
その日を境にOとは連絡が取れなくなった
それからの1月間
私は食べることも寝ることもできず、泣き疲れていて本当に酷い有様で大阪行きののぞみに座っていた
その日を境に私は霊感の一切を拒絶した
なんでも分り過ぎるのは 辛いばかりだった
もう なにも知りたくは無かった
あの最後の時の事を夢に見ない日は1日も無かった
あれからどんなに時間が過ぎても、毎夜夢で泣いていた自分
前世のキャシーのままの想いで心は同じように血を流し続けていた
去年の秋、夢には見ないようになった
やっと解放されたと思っていた
(あれからもう11年経つんだな)
霊能力が縁でで出会った柴さん、前世の記憶を受け取ってくれた安井さんを始め、不思議な縁で繋がったみんなに会いに行く・・すごい不思議 なんだか怖かった
車窓を見つめる私は こんなに長い時間が経っていたのに、昨日のことの様に青ざめていて胃が痛かった
居た堪れなくて友達にメールを打つ手が震えていた
大阪駅で安井さんに電話して、柴さんの顔を見たときには泣き出して倒れそうだった 大阪に来るのはまだ早かったのかもしれない
いつも以上に元気に振舞うわたしと海の底のような心
沢山の手が伸びてきて暗い海の底に引きずりこまれる自分
キラキラ光る海面にはボートが浮かんでいる とどかない
私の中の前世の最後のヴィジョンに胸がつぶれそうだった
Oとは5年後位に会うことになるらしい
そのときには完全に過去生の影響とは決別して人生を今生の自分のものにできるのかな?
夜明けが来る前が一番暗いのだと言う
その言葉を信じようと思う
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後日談
ころちゃん ケンちゃん izumi094さん キラちゃん
みんな どうもありがとう(^^)
つい先日 彼が夢に出てきました
前回は結婚するという挨拶でした
今回はお子さんが1歳くらいだと教えてくれました
ずっと彼の幸せを祈っていました
安井さんに「お互いの想いは届いている」
そう伺っていたのですが、それを実感しました
彼も私へ温かい波動を送り続けてくれていました
その温かさに触れてすごく嬉しかったです
何度も過去生で結ばれなかったけれど、今生で終わりです
転生しても もう出会わない人だと想います
これで前世の報告は当分なさそうです
心から信頼し、高校の時から長年その信頼に応えてくれた
親友の康雄氏は去年めでたく結婚しました(^m^)
本当の良い男! を見抜く目を持った奥様に拍手!!です
二人に多くの幸あれ (^^)/