ブレーキ祭り 絶賛開催中! | ハンガー代表職人のブログ

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じっとしてても汗ダラダラの厳しい暑さの毎日ですが、たまった仕事を前にじっとしているワケにも行かず、気休め程度のスポットクーラー君を頼りに、本日も奮闘中ですあせる

 

ランドクルーザーシグナスのブレーキ案件。最近のクルマと思ってたけど、発売開始は1998年。ナニゲに20年選手なんですね。

 

さて、ここからが本題。オーナー様からの相談はリア側ブレーキパッドの交換でしたが、フタを開けてみてビックリ(予想はしてたけどネ)。ピストンが錆びまくりで、オーバーホールを行うことになりました。類は友を・・じゃないけど、最近ブレーキ案件がホントに多い!笑い泣き

 

言うまでもなく、左が新品。錆が発生する原因は様々ですが、ありがちなのが雪山や砂浜などを走った後の洗車不足によるキャリパー内部の汚れの蓄積。冬場、高速道路を頻繁に走る方は、塩カリによる影響も大きいですね。車の保管場所が海に近いという方も、こまめな洗車をお勧めします。

 

ピストンの内壁の錆が「うえっ」と思っちゃいますが、それより重要なのは外側やパッドと接する天面部分。ダストブーツで隠れているのでわかりにくいのですが、ここに水分が溜まって錆びが発生。特に外側は表面がデコボコだとOリングの動作に悪影響が出て、密閉性が保てず液漏れや固着による引きずりなどの原因になります。

 

もちろんキャリパー側の内壁もキレイに(写真はまだ仕上げの途中)。ブレーキは命を預ける部品ですから、違和感を覚えたらすぐに弊社のような信頼できるお店に相談しましょうドキドキ