2019年10月30日 歩行器立位・腕 |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

体温は36.4度。

排便は2つ。


 今日の訓練はIさんNさんが来てくれました。ありがとうございます。
歩行器立位での右回転動作(歩行器壁立右回転歩行器が一番上の高さ)で、これまでになかった感覚に気付いた。
これはお尻だけを壁に付けて歩行器で立ち、歩行器の高さは一番上の状態で、上半身をグルグル回す動き。

何年も歩行器を使って上半身を動かして体幹を鍛えてきたけど、回転運動はしていなかった。
前後左右の直線運動ばかり。
回転するといった複雑な動きができなかっただけなんだけど。

いざやってみると難しい。
だけど毎回やるにつれて上手くなり、そのたびに夜は筋肉痛と緊張で苦しんでいたが、その分力強く動けるようになってきた。
最近は回数を増やしてもいいかなと思うほど。

そんな感じでどんどん調子が良くなってきて、今日はまた新たな感覚があった。
上半身に意識を集中して動いてきたけど、余裕が出てきたからか、これまでよりも下半身の動く感覚がこれまでよりも感じやすかった。
なので、体全体で動きをコントロールするイメージができる。
動きに合わせて下半身を踏ん張るように力を入れていると、ちょうど起き上がってくるタイミングで両脚を踏ん張って太もも前側を伸ばすような力が入ることに気付いた。
それを意識すれば、さらにはっきりとわかる。
全身で起き上がる感じ。

さらには、そのタイミングで背中の力の入り方を意識していると、新しい感覚を見つけた。
厳密には新しいわけではなく、普通に前屈をしていた時の、腰周りへの力の入れ方と同じ感覚なんだけど。
回転動作だからちょっと違うようにも思える。
背骨がS字カーブを描くように腰を踏ん張る…といった表現かな。
腰を入れる…か。

それらの感覚や動きを意識して動くことで、さらに力強く早く動けるように感じた。
なかなかいい感じ♪
だけどそれは歩行器が一番上の高さの場合。
低くすると、それらを感じ取る余裕はほとんどなかった。
まだまだやり込めるな。


最近調子がグングン良くなっている右腕を伸ばす動き。
前屈ではかなり役立っているし、立位の最後にやっている上半身を支える訓練では、右腕にしっかりと体重をかけていても曲げ伸ばしができるようになってきた。

それに対して左腕がじれったい感じ。
筋力と動く速さの回復が、右腕に比べるとかなり遅い。
やはり腕を伸ばす動きに特化した項目が必要だ…毎日のように考えている。

そんな時に見つけた。
昨夜、椅子に座って肋木を使った腕を曲げ伸ばす動きの動画。
懐かしいなぁ。

やるか?

 

※2009年7月 肋木

 


本当は車椅子に座ってやるのは好きじゃない。
不安定だから。
エアークッションと車椅子の揺れ。
それに加えて体幹の麻痺。
そんなあらゆるところがフラフラの状態で、何かの動きに意識を集中させて良い訓練なんてできない。
座った姿勢のバランスを保持する事が最優先になってしまうから。
普通に椅子でやれば、車椅子の何倍も効率よく回復できる。
リハビリ病院で痛感して好きじゃなくなった。

でもあの頃とは違い、まぁまぁ体幹も強くなった。
それと、訓練の流れの中での効率を考えると、これに関してはアリかもしれない。
そう考えている。

車椅子に座ったままで肋木を使った腕の伸展訓練。
まずは試してみたい。

今日のところは車椅子で肋木に近寄って、そのポジションが可能かどうか確認してみた。

 


足の置き方を調整する必要はあるけれど、その他は大丈夫そう。

歩行器の流れの後で、ベッドへ戻る前にやるパターンかな。
早くて12月、遅くても来年1月には本格的にスタートできるように段取りしていくか。
 

 

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