高校生の頃、町の楽器屋のピック売り場といえば PICKBOY ブランドのピックでした。
ギブソン・フェンダーのピックはあまり出回ってなかったですね、あとはヤマハとかジムダンとか。
わたしの当時地元の楽器屋は無くなって久しいですが、先日東京のちょっとした街角に(御茶ノ水とかではないです)昭和な小さなレコード&楽器屋を見つけました。
オーナーでしょう、ご年配夫婦がきちんと店番をしています。
オーナーでしょう、ご年配夫婦がきちんと店番をしています。
そこのピック売り場はまさにPICBOY 一色、懐かしい感じでしたが見慣れないウッディなピックが!?
お話を聴くとローズウッドをインドで削ったものだとか!
ギターピックというものは本来こうやって置いて
うえからぽっと添えるだけのポジションで使うものですが、この基本がどうしても崩れるんですよね、、そしてプレイが不調になっていきます。。
が、
このローズウッドを削った凹みが素晴らしく、基本に立ち戻してくれます。
素晴らしいと思いました。
さすがはインド、紫檀を扱わせたらひと味違う?
それにしてもこのローズウッド、導管の締まったハイクラスなものです。
もしかしたらブラジリアン・ローズウッド、いわゆるハカランダ材だったりするのかも?
昭和からの在庫品なら可能性はありますね、これから作るものはもう材の取引出来ないのでクオリティは下がる一方かもしれません。
普通のピックと異なり、弦へのアタックポイントで特殊な倍音が鳴ります。
昔、コーネル・デュプリーは鈴の音のようなギターを弾くが真似できない、と渡辺香津美が言ってましたが、もしかしたらピックの材質とかあるかもしれませんね。