もはや考古学レベル?のデバイスをひっぱり出してきました、デガウス とか言ってましたが正しくはデマグネタイザー なのですね、消磁器です。
前回ひらめいた、マクセルの左チャンネルだけレベル低下する問題へのチェックポイントは
①カセットハーフ内の磁気シールドの帯磁
②テープを裏から加圧するパッドの劣化
というところ。
んまあそれしか思いつきません。。
カセットデッキというのはテープ再生マシンとして実は半端モノで、肝心の磁気ヘッドと磁気テープのコンタクトはカセットハーフ(テープ巻いてあるプラのガワ)に任せっぱなし。
どんな高級デッキでもヘッポコなカセットハーフであれば性能は出ません。
ここは当時、コンパクトカセットでHi-fiしようとしたデッキメーカー側は忸怩たる思いがあり、ついにカセットハーフから性能主導権を奪い返す EL-CASET という仕様を発表します。
が、デカいわ高いわで普及しませんでした!
ソニーはここで学習したでしょう、コンシューマ用途はデカいと負ける!
ま、その学習が行き過ぎてビデオテープで小型化に拘ったベータマックスで再度負ける訳で、コンシューマ市場は複雑怪奇ですね(笑)
ブブブブ、、、、と磁気シールドを消磁して
ひっくり返し
磁気ヘッド押さえのパッドです。
硬質フェルトなのですが、
結構傷んでますね。。
Amazonとかにあやしいリプレースパッドは有るようですが、なんと一万円以上の値を付けています。
うーんどうしたもんですかね。。
フェルトよりも繊維の細かな紙あたりのほうがヘッドコンタクト良くなる気もします、それなら自作できますが、木材パルプはテープへの攻撃性高いのかも?