50歳のカセットテープ | haneのブログ

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いつものようにFMをエアチェック(死語)していて、廃番ですが割と新し目のカセットテープを使ってるのですが音質悪化
左チャンネルのレベルが下がると共に歪感が強くなってしまいました。
ナカミチのデッキがイカれたかとビビりましたがテープでしたね。
もしかして繰り返し使ってたから?
磁気テープの劣化の実情が気になって一番古そうなのを見つけてきました。

SONY LOW-NOISE C120 , C60

1974年辺りの製品です!小学生にラジカセ(モノラル)ブームが沸き起こり、わたしが粘りに粘りAIWAのラジカセを買ってもらった頃かな。
実家に行けばもうちょい旧いのがあるかも。

シリアルらしきものがスタンプされています。
40万本以上出荷された?まあこれはよく見ましたよね、ベストセラーだったのかも。
往復60分が500円、往復120分は1000円程度、シングル・ドーナツ盤のレコードが700円ぐらいでしたからね、カセットテープというのは割と高級品でした。
お年玉で1000円札入っていれば一生遊んで暮らせると思えた時節ですから(笑)

オートセンサーという今では理解出来ない文言が入ってます。

リーダーテープが金属箔になってるんですね、オープンリールでありましたが、デッキ側で導通検出してテープエンドのアラームを鳴らすものです。
デッキ側にテープテンション検出型のオートシャットオフ機構が装備されてしまい無用となりました。

50年経った磁気テープってどうよ?
ぱっと見しっかりしてて劣化してなさそう?

いやいやこれは写真だから!
実際の見た目はこんな感じです、コントラスト上げてます。

70年代〜メタルテープあたりまで、磁気テープの経時劣化がどんなものかチェックしてみようと思います。