いよいよ今年も押し詰まってきました、が、微妙に雨模様です。
新年プチツーに備えてまあレコード聴いたりしながらおとなしくしてますが、
故望月三起也のワイルド7読み返していて、飛葉ちゃんがレコード鑑賞してるんですね、壁にはCCRやLED ZEPPELIN のポスターが貼ってあったりして!
まあこれは割と初期の頃で、最終章のあたりでは潰れたゲームセンターに寝泊まりなど生活的にも追い込まれて行くのですが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/11/haneden/b2/00/j/o0500050015383776949.jpg?caw=800)
孤独なオトコの美学、いまシティ・ポップとか言って山下達郎や松原みきがフィーチャーされてますが個人的に何か違う、当時からすると安部恭弘 Cafe flamingo このあたりがシティ・ポップ代表かな。
フュージョン畑のアレンジメントに、独りよがりなオトコのロマンチシズム・センチメンタルな歌詞の組み合わせがやっぱシティ・ポップでしょう!
別に非難や否定している訳ではなく、そういう文化が都市生活の中で花開いた時代を反映してるなと(笑)
このLPは非常に濃厚な音作りで決してうすぺらではありません、ゆったりとしたアンビエントのリズムの厚みを心地よく展開するのは、山下達郎の SPARKLE と同じような感じがあります。
CA-R1はそのあたりに強い、さすがといったところです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231231/11/haneden/10/d6/j/o0800079515383776952.jpg?caw=800)
わたしの中でのシティ・ポップのもう一人の代表といえば山本達彦、パシフィック・ブルーですね、年末に聞くのにもいい曲です。
こちらは安部恭弘に比べると引き算の音造りで、当時TOTOのHydra あたりに近いライブ感があります。
バラードの曲はともかくLP全体とするともちょっとモダンな、A-6aのほうが良いかもしれません、ギターリフはR1だともっさり感が。
まぁまったりもっさりで年末をしみじみ過ごす事とします。