CA-R1音質2 | haneのブログ

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CA-R1 はアイドリングを既定値にしてから明らかに音に生気が宿ったというか、太めの音になりました。
オールドアンプはメイン部のアイドル調整はしっかりやりましょうという事ですね、勉強になりました。

で、今回はピアノ曲をいくつか聴いてみました。
周波数レンジが異様に広く、アタックも鋭い、オーディオ的にかなり厄介な楽器ですよね。
ドビュッシーの沈める寺  Préludes 1 "La cathédrale engloutie" イリーナ・メジューエワが来日してハイレゾ収録したものです。
ペダル踏みっぱなしで低音弦叩くところあたりは音の奔流!ピアノが打楽器+弦楽器だというのが実感される再生です。
このハイレゾファイル、PrimeSeat という配信サイトでDLしましたがいつの間にかサイトが消えてます。。DSD11.2MHzとか超高級な配信サイトだったのですがそんなの買うのはマニアのみという結果だったのかも。
KORG(京王技研)が絡んでたようですが、素晴らしい録音環境やエンジニア含め惜しいですね。

ナカミチ復活させたし、テープで当時の音を!
と思いましたがクラシックの市販テープなんて持ってません(笑)
唯一見つけたのがソニーの販促品、裏には THE SQUARE が入ってて時代を感じます(何故かスクエアが高中やってる感)が、堂々の?A面には中村紘子 グリーグピアノ協奏曲
懐かしいですね中村紘子さん、テレビCMでニッコリ微笑んでいましたっけ、ゴルファーのローラ・ボーとかと並んで昭和のオジサンのアイドル的な。
でも、ちゃんと聴くと、このひと独特のタイム感みたいなのがあって聴いてて楽しい。
グリーグのピアノ協奏曲って有名だし、どのピアニストも皆なんだか悲壮感を争うように表現するんですよね。。
中村紘子さんは崩しちゃいないけれど活き活きした感じ、それがまたカセットテープに入っているので独特の魅力を放ちます。
ハイレゾに比べればめちゃくちゃナローレンジですけど、不思議とアタック感はこちらのほうが鋭いです。
ハイレゾのほうが音が柔らかく聴こえる、それはSACDでもそうだったですが、CA-R1の柔らかさとの相性は微妙かもしれません、やはり80年代以前の音源がいいですね。